毎週火曜日は、季節にぴったりのおすすめ絵本をご紹介します。
春はどこからやってくるのでしょう。絵本の中では、様々な音が春の訪れを告げています。春の音、探しに出かけてみませんか? 以前、季節のイチ押し絵本で紹介した「ぽかぽかの春を待ちわびて」、「啓蟄・絵本が告げる春の訪れ」、「もうすぐそこに、春」も合わせて参考にしてくださいね。
春の山の声が聞こえるかい? とけた雪がザアザア流れる音、ふきのとうがグッと伸びる音、キツネがウサギをタタッタタッと追う音、ミツバチがブンブン蜜を集める音…春の山はいろんな音がザワザワザワザワ、楽しそうに歌っている。心躍る命の音がたくさんちりばめられた絵本です。
冬の公園や雑木林で、木の芽をよく見てみましょう。ウサギやコアラ、サルなど、動物の顔に似ていますよ。春になれば葉が出て、「パッパッパッパッ」と花を咲かせる木の芽。うららかな春の日差しを待ちわびながら、拡大写真とリズミカルな詩でつづる楽しい冬芽の合唱をお聴きください。
冬の終わりの夜のこと。「コツン コトン コツコツ」「ガリガリ バリバリ」「パリン パクン パン」と、不思議な音が聞こえてきます。「もうすぐ来るよ」と言うクマと手をつないで、森の中を音のする方へと歩いていくと…。耳を澄まして、一緒に春の音を感じてみましょう。
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