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あいはらひろゆきさんの文、あだちなみさんの絵による、12匹のくまの子達の生活を描いた人気シリーズ「くまのがっこう」の最新刊が出版されました。タイトルは『ジャッキーのしあわせ』(本体1300円+税、ブロンズ新社)。シリーズ15周年を飾る記念すべき一冊です。
ジャッキーが牛のマオマオに会いに行くと、マオマオはいつの間にかとてもでっぷりと太っていました。びっくりしたジャッキーでしたが、実はマオマオのおなかには、赤ちゃんがいたのです。
やがてマオマオは赤ちゃんを産みますが、赤ちゃん牛はあまりに小さくて、立ち上がって歩くことができません。ちゃんと大きくなれるのかな…心配したジャッキーが、そばで付き添ってあげると…。
ページのあちこちに描かれた色とりどりの花も、赤ちゃん牛の誕生をお祝いしているかのよう。読んでいるこちらまで幸せ気分をおすそ分けしてもらえる絵本です。
<作者・あいはらひろゆきさんからのコメント>
早いもので2002年に1冊目の『くまのがっこう』を書いてから、今年で15年が経ちました。今回、ジャッキーは新しい「命」の誕生に立ち会います。生まれ出た命、そして、それを囲むたくさんの愛情、そんなものに触れながら、ジャッキーは今までに味わったことのない不思議な感情を経験します。それが「しあわせ」です。ぜひ、お読みください。(the bears'school newspaper vol.8より)
4月には東京・松屋銀座8階イベントスクエアにて、15周年記念原画展も開催される予定だそうです。詳しくは「くまのがっこう 15周年特設サイト」でチェックしてみてくださいね。
▼くまのがっこう 15周年特設サイト
http://bears-school.com/15th/
▼あいはらひろゆきさんのインタビューはこちら
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