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風木一人さんの文、たかしまてつをさんの絵による絵本『とりがいるよ』が出版されました(本体900円+税、KADOKAWA/角川書店)。
たくさんの白い鳥の中に、1羽だけ赤い鳥。大きな鳥に、小さな鳥。長い鳥、丸い鳥。さあ、見つけられるかな?「これかな?」「ここにいるね」などと親子で会話しながら、のんびりと楽しみましょう。
ファーストブックにもおすすめの、赤ちゃんから楽しめる絵本です。
<作者(文)・風木一人さんからのコメント>
「たくさんの中にひとつだけ違うのがいる」。それが最初のイメージでした。白い鳥の中に1羽だけ赤い鳥がいる。誰だって赤い鳥に目がいきますね。赤ちゃんでも大人でも一緒。たぶん犬でも猫でも一緒です。ひとつだけ違うものに注目する、という性質がすべての生き物に生まれつき備わっている。それをぼくは、すごいなあ、面白いなあと感じます。長い生命の歴史の端っこに、私達は今、奇跡的に存在しているのでしょう。
<作者(絵)・たかしまてつをさんからのコメント>
公園にいる鳩の群れを眺めるのって楽しくありませんか。まず、たくさんいるっていうことが面白い。そして、みんな無表情なのも面白い。でもよくよく眺めてると、人間みたいに笑ったりはしないけど、楽しそうに見えたりしてくるのが面白い。そのうち特徴のあるお馴染みさんを見つけられたら、すごく面白い。近所のお気に入りの公園へ通うようにこの絵本を開いて、鳥達を眺めてもらえたらうれしいです。
シンプルな語りと鮮やかな色合いが魅力の一冊。色や大きさ、数に触れることもできますよ♪
▼風木一人さんのインタビューはこちら
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