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こぐま社50周年を記念して、まど・みちおさんの詩の中で一番歌われ、親しまれている『ぞうさん』が楽しい絵本になりました(本体900円+税、こぐま社)。
「ぞうさん ぞうさん おはなが ながいのね
そうよ かあさんも ながいのよ」
誰もが歌ったことのある懐かしい童謡に絵をつけたのは、『わたしのワンピース』の作者、にしまきかやこさん。美しい色彩と、力強くもあたたかみの感じられる線で、ぞうの親子の姿が描かれています。
<担当編集者さんからのコメント>
西巻先生に小社の50周年の絵本をお願いした時、まど先生の詩に絵を描きたい、とすぐに言われました。そして、すべての原点のような詩「ぞうさん」に決められました。
誰もが知っている「ぞうさん」、誰もが歌ったことがある「ぞうさん」だからこその難しさがあったと思いますが、気持ちのこもった、強くてやさしい絵を描いてくださって、本当にうれしいです。『ちょうちょうひらひら』に続くお二人の絵本が、子ども達に届きますように。
長いお鼻と大きなお耳がトレードマークのぞうさんは、子ども達にも人気の動物。歌いながらゆっくりとページをめくれば、赤ちゃんもきっとにっこり笑顔になって、幸せいっぱいの絵本タイムが過ごせますよ♪
▼にしまきかやこさんのインタビューはこちら
「子どものときの感覚で絵を描いていきたい」
東京都銀座の教文館9階ウェンライトホールでは現在、こぐま社創業50周年を記念した「50年のあしあと展」を開催中。ロングセラー絵本の貴重な原画展示や楽しいイベントなどが盛りだくさんですよ! 開催は4月10日(日)まで。入場無料。
▼こぐま社「50年のあしあと展」 詳細はこちら
http://www.kogumasha.co.jp/page/32
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