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内田麟太郎さんの文、降矢ななさんの絵による人気シリーズ「おれたち、ともだち!」の最新作『いつだって ともだち』が出版されました(本体1000円+税、偕成社)。
近頃、仲良しのオオカミの様子がとっても変なので、キツネは気がかりでなりません。遊ぼうとしても、居眠りばかりなのです。キツネはオオカミが隠れて穴を掘っていることを突き止めますが、何のために掘っているのか、オオカミは教えてくれません。さらに、クマやイノシシやヘビなど、森じゅうのみんながキツネと遊んでくれなくなって…。
ひとりぼっちになった気分で落ち込むキツネですが、はたして、オオカミがやろうとしていたこととは…? 最後にはとびきりうれしいサプライズが待っています!
<作者・内田麟太郎さんからのコメント>
いつもいつも恐ろしい顔つきのオオカミウオだって、好きな人がにっこり笑ってくれたら…。子猫よりもかわいいお顔になるのではないでしょうか。いいえ、ひげぼうぼうの毛ガニだって、次の日は脱毛のすべすべお顔になっちゃうかもしれません。
オオカミも大好きなキツネのよろこぶ顔が、きっと見たかったのでしょう。
(さて、どうすれば…)
オオカミは、ポンと手をたたきました。
『ともだちや』から始まったこのシリーズもこの作品でもう12作目。シリーズ通して読めば、いろんな視点から「友だちとは?」を考えられますよ。
▼内田麟太郎さんのインタビューはこちら
「詩の心でつづる絵本の言葉」
▼降矢ななさんのインタビューはこちら
「子どもは必ず見つけてくれる 絵本の中に潜んだ“遊び”」
※「おれたち、ともだち!」シリーズについては、いずれもインタビュー後編に記載
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