毎週火曜日は、季節にぴったりのおすすめ絵本をご紹介します。
もうすぐ節分。絵本にはオニがたくさん登場しますが、今回は人間くさくて、仲良くしたくなるようなオニの話を集めました。こんなオニなら「オニはうち!」でもいいかも?
園庭の外に見慣れない子がいます。名前は「にお」くん。一緒に遊んだ後は、節分の豆まきです。でも、におくん実は…。「いいオニはうち」という園長先生のあたたかく偏見のない言葉が、心に響きます。ピーマン村シリーズ。
ごく普通の家族の家に住む、ごく普通のオニ一家。でも人間には姿が見えないようです。気ままに暮らす彼らに、今年も恐るべき「節分」がやってきます。一体どうなるのでしょう? 作家の青山さんが、「『オニは外』ってことは、もともとオニは(家の)中にいたの?」との発想から生まれたという、ユーモアあふれる作品。
おにぎりが大好きなオニ達。人間が落としたおにぎりを食べてびっくり!「まず~い!!」「まってろよ! 今すぐうまいおにぎりを届けてやるから!」 いろいろ勘違いしたオニ達は、大量のおにぎりを持って山を下りますが…。ユニークでパワフルなストーリーと、ちょっと間抜けなオニがかわいらしく、怖くない笑えるオニの話です。
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