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市原淳さんの新作『ふたごのひつじ ポコとモコ』が出版されました(本体980円+税、ポプラ社)。
ふたごのひつじのポコとモコは、朝から夜まで、楽しい時も叱られる時も、いつも一緒。仲良しでそっくりなふたりだけど、よく見てみると、違うところもたくさんあります。それはね…。
ふたりの性別、好きな食べもの、得意なことや将来の夢など、違うところを紹介しつつ、ふたり一緒だとどんなことができるのかも合わせて紹介していきます。
ページをめくるとドーナツが半分になったり、ドアを開けることができたり…楽しい5種類のしかけも見どころのひとつ。子どもを惹きつける魅力が盛りだくさんの絵本です。
<作者・市原淳さんからのコメント>
実はこの絵本で一番苦労したのは、ふたりのネーミング。最初のダミーの段階では「ポールとポーラ」、その後「フランとムース」「ピピとププ」「フィロとソフィー」なんてのが候補にあがり、編集者さんと一緒にあれこれ100個くらい考えて、ようやく音の響きが心地よい「ポコとモコ」に辿り着きました!
続編も考えているので、この名前覚えておいてくださいね。
ここで描かれているのはふたごですが、仲良しの友だち同士だって、似ているところもあれば、違うところもたくさんあるものです。それぞれの個性を認め、尊重しながら、一緒に遊んだり、笑ったり、力を合わせたりできたら、すてきですよね。そんな深いテーマまで感じさせてくれる一冊です。
▼市原淳さんのインタビューはこちら
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