今回は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!
よこみちけいこさんの文、北村裕花さんの絵による絵本『いっちゃんは わたしの かわいい いもうとです』が出版されました。

妹のいっちゃんのこと、みんなは「かわいいね」って言うけれど、ほんとにかわいいかな。レストランでは、いつもわたしのものをほしがるし、お買い物のときは、お店で寝転がって泣きわめくし…。
きょうだいの“あるある”エピソードが詰まった一冊です。
<作者(文)・よこみちけいこさんからのコメント>
私は二人姉妹の「妹」でした。子どもの頃、姉のことは本当に恐ろしかった! ケンカも絶えませんでした。でも姉の持つおもちゃや本、将来の夢まですべてが素敵に見えて、「お姉ちゃんみたいになりたい」と憧れて真似ばかりしては、怒られる日々でした。
そんな私も母となり、わが子の姉弟を眺めては、手のかかる弟に振り回され健気に耐える娘に「我慢させてごめんね」と申し訳なく思うこともありました。でも、今や高校生と社会人。立場が逆転して弟がしっかり者になったりと、成長の不思議さを可笑しく眺めています。
ぶつかり合い、真似し合い、育んでいく絆はいつか宝物になります。この一冊が、家族で笑い合えるひとときになれば幸いです。
<作者(絵)・北村裕花さんからのコメント>
絵の依頼をいただいて、よこみちさんのお話を読んだとき、なんともほっこりとした温かい気持ちになりました。私自身は兄がいるので妹のいっちゃんの立場ですが、きっと子どもの頃の兄は、この絵本のお姉ちゃんのように我慢をしたり嫉妬をしたり、複雑な気持ちもあったのだろうな、と当時を振り返りながら、姉妹の表情を、気持ちを込めながら描きました。
天真爛漫ないっちゃんと、なんだかんだ優しいお姉ちゃんのやりとりに注目していただきたいです。
妹への複雑な気持ちを描きつつも、最後には「きょうだいっていいな」と思わせてくれる絵本。同じような思いを抱えるお姉ちゃん、お兄ちゃんはきっと共感するはずです!