今回は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!
たかおゆうこさんの絵本『たびするこいし』が出版されました。『くるみのなかには』、『うみのたからもの』の姉妹作です。

山で、川で、海で、はらっぱで、小石を拾ってみよう。色も形も大きさも手触りも、ひとつとして同じもののない小石。すべすべした薄緑色の小石を水に沈めてみると…。
手のひらの小石から想像力を巡らせる、美しい絵本です。
<作者・たかおゆうこさんからのコメント>
小さい頃、小石を拾っては宝物にしていました。なぜ小石を宝物にしたのでしょう。その問いを抱えながら、旅をして小石を拾い続けました。
星の数ほどある小石の中からどれを選ぶか――それは、自分への問いかけでもありました。なぜ選んだのか、言葉にできないこともあります。ただ、この石に惹かれる、という感覚です。それは、朝日や夕日や月を、美しい、心地よいと感じるときのような、とても不思議な感覚です。その感情はどこからやってくるのでしょう。もしかすると、私たちと小石は、どこかでつながっているのかもしれません。
この絵本を読んだあと、小石が今までと違って見えてきたら幸いです。
道端に転がっている小さな石も、地球のかけらだと考えると、特別なものに感じられます。絵本を読み終わったら、お気に入りの小石を探しに出かけてみるのもおすすめですよ。