絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
☆スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『いろいろバス』。
☆アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。
<今回のご相談>
4歳になったばかりの男の子のママです。わが家は雪が降らない地方に住んでいます。ただ今年は、先月にほんの少し雪がぱらつき、今月も予報が出ていて、息子はすっかり興奮しています。雪国生まれの私としては、雪の楽しさと同時に大変さも、子どもには知ってほしいなと思います。いい絵本はありませんか?
雪の楽しさと大変さ。ちょっと雪が降った、ちょっと雪のある地方に遊びに行った、だけではわからないことってたくさんありますよね。雪国の暮らしが両面から伝わるいい絵本がありますので、さっそくご紹介します。
まずは加古里子さんの名作『ゆきのひ』。子どもたちが雪合戦にそり、スキー、かまくらなどを楽しむ一方、激しい吹雪で電線が切れたり、線路が埋まったりしてしまうという雪国ならではのトラブルも起こります。そんな中雪国の人たちが支え合うことで厳しい暮らしを乗り越える姿が描かれていて、雪国の厳しさと魅力が十全に伝わる絵本となっています。
同じくロングセラーの『大雪』は、アルプスの山の小さな村に住む兄妹のお話。翌日のそり大会に向けて楽しく準備する様子が、村の暮らしぶりと共に魅力的に描かれます。そんな中買い物帰りの妹が大雪に埋もれてしまい…。大自然の美しさと厳しさを両方感じられる一冊です。
雪国の暮らしを支える働く車にも大注目。『すすめ! ゆきのきゅうじょたい』の6人の小さな救助隊が出動してくれれば、もう大丈夫。『はたらきもののじょせつしゃ けいてぃー』も大雪に閉じ込められた街で大活躍しますよ。
最後にご紹介する『おおゆき』では、大雪で動けなくなった車が大渋滞してしまいます。その数なんと1000台!渋滞にはまった人たちは、トイレに行けず、おなかも空いてきて…。そこを救ってくれたのは、道路沿いの村の人たちでした。「なんぎしているときは、おたがいさまだべ」というセリフが心をあたためてくれるお話です。
雪の大変さと同時に、雪国の人々があたたかく助け合う姿を伝える絵本。ぜひ、お子さんに読んであげてくださいね。
(回答:ミーテ編集部・アッコ)