今回は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!
主人公は、ねこきち愛用の豆しぼりの手ぬぐい。汗を拭いたり、体を洗ったり、いつもねこきちと一緒に過ごしていたのですが、ある日、使い古された手ぬぐいがおしめや雑巾になることを知って…。
ものを無駄にせず最後まで使い切って循環させていく、江戸時代のエコシステムについて描いたお話。ものを無駄にしない心が自然に学べる絵本です。
<作者・かとうまふみさんからのコメント>
私は今、札幌に住んでいます。かなり都会でもありますが、すぐそばに山や自然があります。
その里山で仲間と麦や大豆を作っています。堆肥は近くに住む動物の糞です。この小さなサイクルがまるで江戸時代のよう。そう感じてこの絵本の発想が生まれました。
主人公は農作業で愛用している手ぬぐいです。江戸を感じるために着物を着るようになり、少しだけ姿勢がよくなったり。江戸時代からたくさんの知恵と楽しさを感じています。
手ぬぐいの部分だけ布を使い、切り貼りして描いたという立体感のある絵がユニーク。豆しぼりの柄は、点々をひとつずつ筆で描いたそうですよ。
▼かとうまふみさんのインタビューはこちら
「親になって知った一緒に読むことの楽しさ」
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