イチ押し絵本情報
保育士になった絵本作家による新シリーズ(新刊絵本のご紹介 Vol.542)
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保育士になった絵本作家による新シリーズ
石井聖岳さんの絵本『おひるね とんとん』と『せんせい みてて！』が出版されました。保育士資格を取得し、実際に保育園に勤務されている石井さんによる、保育園を舞台にした新シリーズです。
ここは、あかね保育園。お昼寝の時間になりました。たけくんが「ねぇ、せんせい とんとんして」と言うと、先生はたけくんの背中をとんとんとん、とんとんとん。たけくんは安心して眠ります。
すると窓の外から、「わたしも してほしいなぁ」とうさぎさんがやってきて…。
すやすや眠る子どもたちの寝姿が愛らしく描かれた、保育園でのお昼寝の様子が伝わる一冊です。
あかね保育園のみんなが、わんぱく広場にやってきました。「せんせい、みてて！」と言って、はなちゃんが一本橋をそろりそろりと渡ります。上手に渡りきって、先生はパチパチパチ！
するとそこに「せんせい、わたしも みてて！」とねずみさんがやってきて…。
得意なことを先生に披露できたことの喜びがまっすぐに伝わってくる絵本です。
＜作者・石井聖岳さんからのコメント＞
普段、保育園で子どもたちと過ごしながら感じたこと気づいたことを今回絵本にしてみました。
お昼寝しているときの子どもたちの寝相の可愛さと愛おしさ、と騒がしさ(笑)。また、「先生みててー！」と駆け寄ってくるときの子どもたちの目のきらきら、そして見てもらえたときのうれしそうな顔。
絵本を通じて、保育園をちょっと覗いてみるような、そんな気持ちで読んでもらえたらうれしいです。
石井さんが保育士としての経験をもとに描いた新作2冊。読めば保育園に行くのが楽しくなりますよ。
▼石井聖岳さんのインタビューはこちら
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