絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
☆スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『いろいろバス』。
☆アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。
<今回のご相談>
3歳になったばかりの男の子のママです。読み聞かせを続けてきたおかげで、絵本が大好きに育ってくれた息子。ただ、最近「読んで」が止まらず悩みの種になりつつあります。読むお話も長くなってきて、読み聞かせているうちに喉が痛くなって、最後まで読み切れないことも…。いい対処法はないでしょうか?
読みすぎて喉が痛いとは…それは大変ですね。せっかく親子で楽しい時間を過ごすための絵本なのに、これでは本末転倒。無理は禁物です。ただ息子さんも楽しみにしていると思いますので、喉をあまり使わずに楽しめる絵本をご紹介していきますね。
まずは絵をじっくり楽しめるタイプの絵本はいかが。『がたごと がたごと』は、たくさんの乗客が列車にゆられて行くうちに思いもよらない変化が起きて…というお話が、文はほとんどなく絵だけで展開していきます。1ページをじっくり見たり、登場人物の一人ひとりに注目してページを行きつ戻りつしたりして楽しんでくださいね。
探し絵本もこんな時に頼りになります。鈴木のりたけさんの『どこちゃん』や、のはなはるかさんの『109ひきのどうぶつマラソン』は、簡単なストーリーもありつつメインは絵探しなので、絵本を読んだ満足感と絵探しの楽しさの両方が味わえますよ。
読むより「やってみる」タイプの絵本も、喉を休めつつ楽しい絵本タイムを過ごすのにぴったり。『かおたいそう』は、「ま」の顔、「む」の顔、もうおしまいだの顔!などなど、親子で表情を見せあうだけで、大爆笑必至の一冊。
また最後になりましたが、お子さんに代わりに読み聞かせをしてもらうのはいかが?フリーアナウンサーの川田裕美さんはインタビューで、「(子どもに)『読んで』もらうこともあります。もちろん字はまだ全部読めるわけではないので、絵を見て想像して、ストーリーをつくってもらう」という読み聞かせアイデアを披露してくださっています。喉が痛いママを助けるためにお子さんが奮闘してくれるかもしれませんよ。
(回答:ミーテ編集部・アッコ)
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