イチ押し絵本情報

節分の前に読みたい絵本!(絵本子育て相談室 Vol.526)

2025年1月31日

絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『いろいろバス』。
アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。

 節分の前に読みたい絵本

<今回のご相談>
2歳ちょうどの男の子のママです。もうすぐ節分です。去年はまだ赤ちゃんだったので、今年は初めてちゃんと豆をまけそうです。事前に節分の絵本を読んで、家族でイベントとして楽しみたいなと思っています。いい絵本を教えてください。

 絵本なら小さい子どもも節分をイメージしやすい

季節のイベントを家族で楽しんでいらっしゃるようですね。節分にぴったりな絵本をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

2歳前後のお子さんにおすすめの節分の絵本と言えば、せなけいこさん『おにはそと』。豆まきで大きな鬼たちは逃げ出しますが、残されたちび鬼は子どもたちと一緒に楽しく遊ぶというお話。鬼の親分も怖いというよりチャーミングで、小さいお子さんから楽しめますよ。

『まめまき できるかな』は、「はじめての行事えほん」シリーズの一冊。お話を楽しむうちに、節分とはどんなものなのかが伝わるイベントの際にとっても助かる絵本です。

「鬼は外」という言葉を覚えてきたら、ちょっと外して『おにはうち!』をどうぞ。やっぱりこちらも子どもと遊ぶいい鬼のお話。気持ちのやさしいお子さんに特におすすめです。

『かえるをのんだ ととさん』は、読んだら思いっきり豆を投げたくなる、とっても愉快な昔話。ちょっとお話が長めなので、節分をすっかり理解した来年頃の方が楽しめるかもしれませんね。

最後にご紹介する『まめまき ぱーらぱら』は、豆まきの疑似体験ができちゃう一冊。子どもの視点でお話が進み、「豆まきして鬼を追い払う」、「豆をちょこっとにぎる」、大きな声で「おにはーそと! ふくはーうち!」など、順番にそって丁寧に教えてくれます。お子さんの「なんで?」にもやさしく答えてくれる、初めての節分にぴったりの一冊です。

ちなみに節分の豆は、小さいお子さんは窒息や誤飲に注意が必要です。豆を小袋に入れたものや、豆の代わりにボーロやあられなども売られていますので、安全に楽しんでくださいね。

(回答:ミーテ編集部・アッコ)


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