絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
☆スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『いろいろバス』。
☆アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。
<今回のご相談>
2歳10か月の男の子のママです。来年は巳年。息子はまだ干支のこともわかっていないと思いますが、干支については追々教えてあげるとして、まずは巳年にちなんでヘビの絵本を読んであげたいなと思っています。おすすめの絵本を教えてください。
皆さんにとってヘビとはどんなイメージの生き物でしょうか。毒を持つ危険なヘビもいるので、実際に道端で出くわしたらびっくりしてしまうかもしれませんが、神さまの使いや縁起物、金運アップの象徴などとも言われています。
絵本の中のヘビも、なかなか個性豊かですよ。『へびくんのおさんぽ』は短い文章とわかりやすい展開で、小さな子から楽しめる一冊。へびくんの「どうぞどうぞ」の精神、見習いたくなることでしょう。
次にご紹介したいのが、『ながいながいへびのはなし』。タイトル通り、とんでもなく長いヘビのお話なのですが、どのくらい長いかと言うと、頭が街にいてもしっぽは山の中、頭がお昼を食べる頃、しっぽはまだ夜の国でぐっすり…といった具合。あるとき、ヘビの頭としっぽはお互いのことが気になり始めます。感動の再会の様子は絵本でぜひチェックしてみてください!
リアルなヘビの生態を知りたいなら、写真絵本『ヘビのひみつ』をどうぞ。脱皮中のヘビの姿や、大きな卵を丸飲みする様子、孵化のシーンなどを迫力のある写真で見ることができます。巻末では、ヘビの秘密をさらに詳しく紹介。知れば知るほど、不思議で面白いですよ。
最後にご紹介するのも、長すぎるヘビのお話。あんまり長いものだから、誰もヘビだと気づかずに、大縄跳びをしたりターザンロープにしたりと、好き勝手に遊んでいますが…。ラストには予想を上回るオチが待っています。
お気に入りのヘビの絵本、見つけてみてくださいね!
(回答:ミーテ編集部・スージー)
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