今回は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!
キム・ギジョンさんの文、ムン・ジョンフンさんの絵による韓国の絵本『ゆきだま』の日本語版が、おおたけきよみさんの訳で出版されました。
ある冬の日の朝のこと。トットルは雪をげんこつくらいの大きさに丸めました。ころころ ころりんと転がすと、雪玉は大きくなっていきます。
ミミとトンドンも加わって、坂の上まで登りつめたそのとき。ごろごろごろ!と雪玉が坂道を勢いよく転がり始めました。さて、どうなってしまうのでしょう!?
<担当編集者からのコメント>
原作のハングルで表された雪の音。さて、雪の転がる音ってどんな音?ころころ ころりん ごろん ごろん…(かわいらしい音からとんでもない音まで)。
翻訳者のおおたけきよみさんが日本語の擬音語で表現した数々の音からは、雪玉が大きく、重く、勢いよく転がっていく様子が伝わってきます。雪玉の大きさにあわせて声にも力を入れてみると、トットルと一緒に雪遊びをしているような気分が味わえて楽しいですよ。
巻末の二次元コードには、この絵本の世界観を表現したオリジナル曲がついています。ぜひお話とあわせて、雪の世界を心ゆくまでお楽しみください。
たったひとりで転がし始めた小さな雪玉が、最後はあんなことになるなんて!賑やかなラストはぜひ絵本を手にとって楽しんでくださいね。
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