絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
☆スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『いろいろバス』。
☆アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。
<今回のご相談>
3歳2か月の男の子のママです。ご近所でハロウィンのお楽しみ会があって参加するつもりなのですが、初めてのハロウィンで、仮装をどうしようかと悩んでいます。せっかくなら毎年違う仮装をさせてあげたいので、買わずに何か工夫して作ってあげたいのですが…。皆さんどうされているのでしょうか。
ハロウィンのイベント、親世代が子どもの頃はそこまで盛んではなかったので、親子そろって初めての体験という方も多いかと思います。お金をかけずに工夫して楽しみたいなら、ぜひ絵本を参考にしてみましょう。
まずは西村敏雄さんの『ハロウィン!ハロウィン!』。たろうくんと動物たちが、工夫を凝らしたお手製の仮装でハロウィンを楽しむ絵本です。大きな袋に目と口の穴をあけてかぶればおばけに、黒い紙をチョキチョキ切って腕の下につければコウモリに。材料を見て、何に仮装するのかな?と想像して楽しむ絵本ですが、身近な物を使っているので、仮装のヒントにも活用できますよ。
初めてのハロウィンのドキドキを繊細に描いた『まほうのハッピーハロウィン』もおすすめの一冊。目印のある家や店舗を回るなど、現実に即した流れで描かれていて、イベントの様子をイメージしやすいと思います。子どもたちの仮装も真似しやすそうなので、参考にしてみてください。
ハロウィンと家族がテーマの絵童話『アイスクリームが溶けてしまう前に(家族のハロウィーンのための連作)』も、ハロウィンの仮装のヒントが満載です。針金ハンガーとストッキングでつくった羽根や、段ボールでつくったロボットなど、家にある材料で仮装を手作りしているので、チェックしてみてくださいね。
最後にご紹介する絵本は、「しろくまきょうだい」シリーズの最新刊。ポールとノエルの仲良し兄弟がおばけクッキーをつくったり仮装をしたりしてハロウィンを楽しむお話です。
仮装のヒントも盛りだくさんで、がいこつ、ドラキュラ、おばけ、かぼちゃランタンなどの仮装のアイデアがお話の中で紹介されているだけでなく、巻末にも魔法使いと悪魔の仮装の方法が細かく掲載されています。ハロウィンおばけクッキーのレシピも載っているので、読んで、つくって、楽しんで、食べて…とハロウィンを満喫できますよ♪
(回答:ミーテ編集部・スージー)
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