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「土俵(どひょう)」がいなくなっちゃった! お相撲さんも驚いた。どこいったぁ?
土俵は海の底に現れた。魚たちは「どひょー」と大喜び。さっそくタコとイカが相撲をとったよ。はっけよーい、のこった、のこった、のこった。
次に山の頂に、雲の上、ジャングルに、土俵が現れて、みんな「どひょー」と喜んで相撲をとったよ。はてさて、結果は?決まり手は?
<作者・丸山誠司さんからのコメント>
とある神社の境内に奉納相撲用の土俵があって、土俵を見つけた人が「あっ、どひょー!」と驚いているシーンを思い出したのが、話のできるきっかけでした。土俵を見つけるとうれしそうに、写真を撮ったりしちゃうんですよね。土俵は人気者なんだーと思って主役に大抜擢。神出鬼没な土俵に意表をつかれて、きっとどひょーとなりますよ。
相撲の取組は全部で5番。「みあってみあって はっけよーい のこった のこった のこった」。行司さん気分で楽しんでください!
「土俵」に「どひょー」と喜ぶ言葉遊びと、みんなで自由に相撲を取る楽しさ。声に出して読めばさらに元気になっちゃう一冊です。
▼丸山誠司さんのインタビューはこちら
「理屈ぬきで面白い! そう笑ってもらえたらうれしい」
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