イチ押し絵本情報

美しい海辺の風景を絵本で(季節のイチ押し絵本 Vol.388)

2024年8月14日

今回は、季節にぴったりのおすすめ絵本をご紹介します。

 美しい海辺の風景を絵本で

強い日差しが照っていても、海辺の広々とした美しい景色の中にいれば、暑さなんてどこかへ行ってしまうもの。美しい海辺の風景が堪能できる絵本を読んで、夏らしさのいいとこ取りしちゃいましょう!

うだるような暑さの大都会。楽しいはずのお散歩タイムも、暑すぎて、うるさすぎて、犬はもうギブアップです。そこで飼い主の女性と犬は、暑くて騒々しい都会を抜け出して、海辺の避暑地へと脱出します…。ニューヨーク発の絵本を翻訳したのは歌手の矢野顕子さん。おしゃれな雰囲気も満喫して♪

さん ささーん。太陽が顔を出して、波の一日が始まります。波はお寝坊のウミネコを起こし、漁に向かうお父さんの船を沖へと送り出すと、泣く子をやさしくあやします。たくさんの海水浴客で賑わう昼下がりは、お気に入りの時間。昼寝の後には、思いがけず不思議な出会いもあって…。新刊絵本でご紹介した際の阿部さんからのコメントもあわせてどうぞ。

おばあちゃんの部屋には、女の子の絵が飾ってある。「この子は、あたしよ」とおばあちゃんは言うと、海辺のアトリエに暮らす絵描きさんと過ごした夏の日の思い出を話してくれた。海の見える天井の高いアトリエ、水着で向かった朝の浜辺、拾った貝などを使って体中で描いた絵…。感受性の豊かな少女の心に深い影響を残した宝物のような日々を描いた、静かに心動かされるお話です。


ページトップへ

無料会員登録後は、過去の「絵本子育て相談室」など、
様々な絵本情報が読み放題!
ぜひミーテにご登録ください♪