イチ押し絵本情報

夜更かししてしまう…(絵本子育て相談室 Vol.488)

2024年5月3日

絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『いろいろバス』。
アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。

 夜更かししてしまう…

<今回のご相談>
3歳8か月の女の子のママです。娘の夜更かしで悩んでいます。幼稚園に合わせて7時に起きる必要があるので、9時には寝かせたいと思っています。でも実際には9時にようやく寝るしたくを始め、その後絵本を読まないとガンとして寝ません。当然朝の目覚めは悪く…という悪循環が続いています。絵本好きなので、夜更かしを直してくれるような絵本はありませんか?

 自然と眠りにいざなう絵本

夜更かしのせいで朝が起きられないとなると、これはママとしては悩んでしまいますよね。お子さん自身が自然と寝る気持ちになってくれるような絵本を、たくさんご紹介します!

まずは入眠の儀式としての役割を果たしてくれそうな絵本から。ロングセラーの『おやすみなさい おつきさま』や、『おやすみ、ぼく』は、部屋の中のものや、自分の体に「おやすみ」と声をかけていくお話です。お話をマネてみるのもおすすめ。

『あくび』はうつると言いますから、他の人たちの眠たい・眠っている様子を見せるのも手かも。ロングセラーの『もうねんね』は次々動物たちが眠っていきます。『ねんね』は、動物たちがウトウトと眠る姿をとらえた写真絵本。タレントの平野ノラさんの推し絵本で同じタイトルの『ねんね』は、なんと、おばけや鬼まで眠りにつきます。

眠るための準備を教えてくれるのが『ねむりどり』。眠りを夢の世界への冒険に例えつつ、静かにする、楽な格好をする…など、眠るためのハウツーを教えてくれます。また、『おふとんさんがまってるよ』なら、日々の声かけにも使えそうです。

「寝たくない!」という子は世の中にたくさんいるようで、『ねないこせかいチャンピオン』『ぼくはちっともねむくない』といった絵本もたくさんあります。「寝ない」と言いつつ、お話には眠りにつくためのヒントがたくさん。寝ぐずっているなというタイミングには、こういう絵本がおすすめですよ。

最近元気がないねこすけくん、実は夜更かしをしていて…というお話。寝ないと体にどんな影響があるのか、しっかり寝るとどんないいことがあるのか。子ども自身がわかることが、実は夜更かしを改善する一番の早道かも。

今回ご紹介した絵本を読んで、お子さんの生活リズムが整っていきますように!

(回答:ミーテ編集部・アッコ)


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