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おおなり修司さんの文、北村裕花さんの絵による新作絵本『ねねねのねこ』が出版されました(本体1300円+税、絵本館)。
ねこ ねてる
ねこ ねがえりうつ
ねこ ねじれる
「ねこ ね…」で始まる文章だけを使ってお話が進みます。主人公は、無邪気でちょっぴり間抜けな猫。ねずみを見つけて襲いかかりますが、なかなか捕まえられずに右往左往…ついにはねんざして寝込む羽目に!
マネしたくなるような言葉の楽しさと、のびのびと描かれた猫が魅力の一冊です。
<作者・おおなり修司さんからのコメント>
我が家には、1年ほど前から時々遊びにくる猫がいます。その猫は、大雪の日にやってきました。とても寒そうだったのでつかまえようとすると、どこかへ逃げて行ってしまいました。次の日もやってきたのですが、やっぱり逃げてしまいます。仕方なく僕と娘は、段ボールでつくった猫の家を外に置いておきました。すると次の日の朝、段ボールの家から猫が顔を出したのです。
この作品は、その猫を見ていて、ふっと頭に浮かんできたお話です。しばらくして、その猫はお向かいの家で飼われることになり、今でも時々うちに遊びにきてくれます。
ページのあちこちから「ごろごろニャー」という鳴き声が聞こえてきそうな絵本。猫好きな方はもちろん、そうでない方も楽しめますよ♪
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