絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
☆スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『いろいろバス』。
☆アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。
<今回のご相談>
もうすぐ0歳10か月の女の子のママです。最近つかまり立ちをするようになりました。歩き始めるのももうすぐかも!?とハラハラ、そわそわ、そしてワクワクもしています。あんよが楽しみになる絵本があれば教えてください。
ずっとねんねの姿勢だった赤ちゃんが、寝返りやハイハイであちこち動き回るようになり、つかまり立ちで目線が高くなって、ついには歩き始めて…この時期の赤ちゃんの成長は本当に著しいですよね。ワクワクしつつも、ハラハラ、そわそわしてしまう気持ち、よくわかります。危険がないよう見守りながら、笑顔であんよを促せるといいですね。
もうすぐ歩き始める子にぴったりの絵本と言えば、林明子さんのロングセラー『くつくつあるけ』。白くて小さな赤ちゃんのくつが、くつだけでお散歩に出かけたり、走ったり、飛びはねたり…。歩き始めの赤ちゃんの喜びを、表情豊かなくつで表現した絵本です。「ぱた ぱた ぱた」「とん とん とん」など、赤ちゃんが大好きな擬音もたっぷり。くつを履いてお出かけする日が楽しみになる一冊です。
『こりゃ まてまて』では、よちよち歩きの赤ちゃんがお散歩の途中でちょうちょや猫を見つけ、追いかけます。酒井駒子さんの描く赤ちゃんの姿がなんとも愛らしく、見ていてやさしい気持ちになれます。
ひろかわさえこさんの『いちにのさんぽ』もおすすめ。絵本に登場する子のしっかりした歩みは、歩き始めというよりもう少し歩き慣れた2、3歳の子を思わせますが、「いちに いちに いちにのさんぽ」という明るくリズミカルなくり返しがとても心地よく、歌うように楽しめますよ。
最後にご紹介するのは、とよたかずひこさんの人気作『どんどこ ももんちゃん』です。主人公のももんちゃんは、頭が大きくて、腕や足はむちむちのぷにぷに、オムツ一丁で駆け回る姿がなんとも愛らしい、元気な赤ちゃん。「どんどこ どんどこ」のくり返しのリズムに乗って一生懸命走るももんちゃんは、赤ちゃんにとっても憧れの存在かもしれません。
ももんちゃんのように元気よく走り回る日が楽しみですね!
(回答:ミーテ編集部・スージー)
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