ミーテ読み聞かせアンケート結果発表
子育てに役立つ読み聞かせの効果・アイデア大公開!
「ことばで育む親子のきずなづくり」というテーマのもと、ミーテでは子育てママ・パパの会員を対象に「教えて!ご家庭の読み聞かせアンケート」を実施いたしました。1700人以上のミーテ会員の皆さんから寄せられた、子育てに絵本を取り入れられている具体的な方法やアイデアなど、調査結果をご報告します。
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≪ 教えて! ご家庭の読み聞かせアンケート 調査概要 ≫
●調査方法 :ミーテでのWEBアンケート調査(PCおよび携帯)
●調査時期 :2010年5月20日(木)~5月31日(月)
●調査対象 :ミーテ会員約5万名
●回答総数 :1746件(PC:1153件、携帯:593件)
●回答者属性:ママ 93.1% パパ 4.8% その他 2.1%
[お子様の年齢] ~0歳6ヵ月 5.1% 0歳7ヵ月~1歳 9.7%
1歳台17.1% 2歳台17.4% 3歳台15.5% 4歳台 11.1% 5歳台8.7% 6歳以上15.5%
[お子様の性別] 男の子 48.1% 女の子 51.9%
[家族構成] 核家族 82.6% 祖父母と同居 14.5% それ以外 2.9%
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胎教を含め、0歳台ではじめられたご家庭が82.7%。
絵本を使った親子の楽しいやりとりを、早くから始めておられるようです。
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毎日の生活の中で、ご家庭にあったペースで読み聞かせをしておられるようです。
やはり寝る前の読み聞かせが圧倒的!
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絵本は「おもちゃ」と同じ感覚で、親子が楽しみながら読み聞かせをされていることが伺えます。
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●子どもの興味の変化と成長を実感
子どもが選ぶ絵本から、今の興味がわかったり、成長を実感できることが嬉しい。子どもの細やかな心の変化を共有できたらなぁと思う。(3歳1ヶ月 女の子のママ)
●親子の子育ての歴史を紡いでくれる絵本
赤ちゃんの頃にくり返し読んでいた絵本のフレーズを今もしっかり覚えていて、ふとした時に急に踊り付きで披露してくれます。絵本は親子の子育ての歴史を紡いでくれる、すばらしいコミュニケーションだと感じました。(6歳 女の子のママ)
●かんしゃくを起こしやすかった息子に変化
語彙が少なく、気持ちを言葉で表現できずにかんしゃくを起こしやすかった息子が、1歳半から絵本の読み聞かせを始めたところ、情緒豊かになり、コミュニケーションもとれるようになりました。(8歳 男の子のママ)
●絵本は心を育て、他者との接し方も学べる
悲しい話や感動話を聞いて泣いたりするのを見て、心も育ってるんだなぁ~と実感しました。また、生活の中のルールや流れの理解力、慰め方や自分よりも弱い者に対しての接し方なども学んでいるようです。(5歳 男の子のママ)
<その他>
●「ごめんね」や「ありがとう」が素直に言えるようになった。
●その時の感情にあわせて絵本を選んでくれるので、心の状況がわかることがある。話してくれなくても、選ぶ本で、状態に気がついてあげられたとき、読み聞かせしていてよかったと思いました。それと、一人で読んでくれるのも、早かったです。今は、弟にも読み聞かせしてくれます。
●そろそろトイレトレーニングをしようと思い、トイレに関する絵本を読み聞かせていたところ、補助便座を初めて見せたときに、自分でトイレに持っていって、セッティングしてしまい、驚きました。そして、「うんうん」とトイレに行きたくなると言うようになりました。私は子どものころ、トイレが怖かった記憶があるのですが、息子は絵本のおかげでトイレが好きになり、喜んでトイレに行ってくれています。全て絵本のおかげだと思います。
●自分が幼い頃に大好きだった絵本を、二人の子どもに読み聞かせしていられる時に、自分の姿と重なって、胸がジ~ンとした。こうしてずっと記憶に残るのが、読み聞かせだと気がついた。
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子どもが「読んで」と持ってくる本は、よっぽど手が離せないとき以外はなるべくすぐ読むようにしています。絵本選びではジャンルが偏らないように気をつけています。
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いつでも手に取れるように娘の目線の高さに絵本を収納しています。棚の高さを階段状にして絵本を背の順に並べることで、おのずと入れる位置を固定させています。
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季節にあった絵本を読んだりしています。また、磯遊びに出かけるときには海の生き物が出てくる絵本など、生活と関連づけて読むようにしています。
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絵本に出てくるものが絵本の中だけのものではないことがわかるように、身の回りにあれば見せてあげたり、会話をしたりして、娘の反応を見ながら読み聞かせをしています。
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読み聞かせの習慣をつけるために、「毎食後に必ず3冊」と決めて実行しています。子どもにもそのサイクルが定着しているようで、食後もおとなしく椅子に座ってくれています。
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たとえ実年齢より下向けの絵本でも、本人が希望すれば読んであげます。絵本は楽しむことが一番だと思うので、もっと年齢にあった絵本に進みたい気持ちをぐっとこらえてます。
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<その他>
●一緒に楽しむ!これにつきます。
●登場人物に本人の名前を必ず入れてます。主人公でなくても、どっかで自分の名前をよばれると、比較的興味を持って集中してくれるような気がします。
●テレビは消します。また、場面にあった本……寝る前なら「おやすみ」、朝なら「おはよう」、ご飯時には「おさじさん」、夕方の遊び時間は「いないいないばぁ」のように選んで読んでます。
●子どもの興味にとことんつきあうこと。同じ本でも何度でも。スタイルも、子どもの望む方法で。寝転んで読む、座って読むなど…おたがいがゆったり心地よくいられるように。
●読み聞かせする時は本人の世界感を大切にしたいので、いろいろ解説はしないです。
●「読んで」と持って来たら、なるべく断らずにすぐ読んでいます。本のカバーは邪魔なので、買って来たらすぐに外して別に保管しています。
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子どもが好きな本をとりやすくするために、このラックはとても便利。自分から進んで絵本を読む時間が増えました。
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狭いスペースを利用して、パパが安い材料費でかわいく見栄えのいい絵本棚を作ってくれました。
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息子の移動用カートを父が細工し、今では移動図書館に♪ ときどき母が絵本の入れ替えをしています。
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