絵本子育てアンケート結果

「ミーテ ベスト・オブ・絵本2010」アンケート結果発表

ベスト・オブ・絵本2010発表!~ミーテ会員が選ぶ今年イチオシ!の絵本&おすすめセレクション~

一年のしめくくりとして、今年のミーテ会員さんのイチオシ「ミーテ ベスト・オブ・絵本2010」の投票結果が決定いたしました!
それぞれの「おすすめ絵本セレクション」や「今年イチオシ!絵本」を参考に、来年もご家庭で絵本子育てを楽しんでくださいね!

Aコース ベスト・オブ・おすすめ絵本セレクション2010

2010年、ミーテ「絵本おすすめセレクション」の中から、「これはイチオシ!」「役にたった」というセレクションは…!?

第1位 もうすぐクリスマス(70冊)

クリスマスが近づくとなぜだか楽しい気持ちになります。

もうすぐクリスマス(70冊)

おすすめ理由
・絵本好きな方だというのが、とてもよく伝わってくるセレクションです。読み語りの回数も多くて、どんな絵本がいいかな~と悩む時に参考にさせてもらっています。 どのセレクションも興味深いのですが、時期的に選ぶのに参考にさせてもらった、こちらのセレクションを選びました。
・冊数が多く、読みやすい絵本が多いです!

第1位 しりとりえほん(25冊)

ぶた、たぬき、きつね、ねこ、こぐま、まんとひひ、ひつじ、、、

第1位 しりとりえほん(25冊)

おすすめ理由
・しりとりのテーマでこんなに絵本があるんだと知ったきっかけセレクションです。
・子どもの通う保育園でしりとり遊びが流行っているようで、我が家もこのセレクションを参考に子どもと一緒にしりとり遊びを楽しんでいます。

第1位 ふたりは双子(16冊)

ふたごセレクションです。

第1位 ふたりは双子(16冊)

おすすめ理由
・結構双子のおはなしいろいろあるのですね。ふたりでいろいろする話、読んでいて楽しいですよね。
・私自身が双子なので、双子についてもっと知ってほしいから。

第2位 子供を叱った日の夜に(7冊)

ごめんねの気持ちと愛してるの気持ちを絵本に託して。

第2位 子供を叱った日の夜に(7冊)

おすすめ理由
・なかなかこんな絵本えらべない。
・まだ生後三ヶ月なのですが、これから子供が大きくなるときに参考にしたいと思った。

第2位 命の大切さを伝える本(17冊)

尊いもの・・・それは命

第2位 命の大切さを伝える本(17冊)

おすすめ理由
・子どもたちに、命の大切さを普段から教えたいけど、難しくて・・・、絵本を通じてなら、自然と伝えられました。
・子どもに生きるって素敵なことなんだよと教えることができる絵本がたくさん紹介されており、参考になりました。

第2位 涙で読聞かせ続行不能(29冊)

泣いちゃいけないとわかってても涙で続きが読めなくなった本

第2位 涙で読聞かせ続行不能(29冊)

おすすめ理由
・大人も絵本を楽しめる。
・読み聞かせをしているこちらが感動することで、我が子にも感動が伝わるのではないかと思うので。我が子達には【感動する心】をもって欲しいと強く願っているので。

 

ベスト・オブ・今年出会ったイチオシ絵本2010

今年初めて出会った(図書館等で借りた、購入した)絵本の中から、ご家庭の読み聞かせでイチオシだった絵本上位15冊とそのエピードをご紹介します!

第1位『おまえうまそうだな』

おまえうまそうだな
宮西達也
(ポプラ社)

おすすめ理由
・映画化された絵本ですが、人を思いやる気持ちについてつたわる絵本で大好きです。
・TV番組で宮西さん自身が読み聞かせをしているのを見たのがきっかけでした。私自身、見聞きしながら笑い、最後にはジーンとなり涙が出てしまいました。子どもにも見せたところ、話のすべてを一度では理解できなかったようですが、何度か読み聞かせしているうちにティラノサウルスの優しさは感じたようです。
もし書店で見ていたら…「恐竜モノか」と表紙で判断し購入には至らなかったと思います。親子共々、今年一番です☆ しばらくはこの本を人に薦め続けると思います!
・心を育ててくれる本だと思います。今年は この絵本の映画も見に行きました。恐竜も好きなこともあり、優しくするということを少し考えたようです。とってもいい絵本だと思います。
・怖いと思われているティラノサウルスの優しさや、ちび怪獣の純粋な心のやりとりに、心を打たれました。 可愛いです。絵も独特で、奇抜で、どこか温かみのある色遣いで、いいですね!
・うまそうの可愛さに親子でやられました。
・パパが選んで子どもに買ってきてくれた絵本です。この本を読み聞かせしてあげたところ、4歳の娘が「かわいそう」といって、初めてぽろぽろ涙をながしながら聞いていた絵本です。映画化されるような作品なのでもう知らない人はいないと思いますが、絵とタイトルを裏切るようなほんわか心にじ~んとしみるお話です。娘が初めて涙したわが家の今年出会った「ベスト・オブ・いちおし絵本」です!

第2位『100かいだてのいえ』


岩井俊雄
(偕成社)

おすすめ理由
・10階ごとにいろいろな生き物がでてくるのもおもしろかったが、1から100までの順番をこの絵本で息子が学べたことがすごいです。
・何回も繰り返し子供によみ聞かせしています。ページを捲るときに次に出てくる動物を当てるのが楽しいみたいです。
・夢のあるお話しとかわいい絵でオススメです。

第2位『いないいないばあ』

『いないいないばあ』
作・松谷みよ子
絵・瀬川康男
(童心社)

おすすめ理由
・今8ヵ月になる息子がいるのですが、5ヵ月位からいろいろな本を読み聞かせていました。ある日、グズグズとぐずっている時に、いないいないばぁの本を読んであげるとピタリと泣き止みました!
どの本を読んでも泣きやむことがないのに、不思議とこの本だけ。ハイハイで自由に動き回れるようになった今では、始まると嬉しそうに突進してきます(笑)
知り合いからお下がりでいただいたこの本が、今の息子にとって大切なお友達です。
・一緒に読み聞かせしながら、最初は聞いているだけだったのが、笑うようになり、「ばあ」と言うようになり、「ないなーい」と言えるようになり、私の真似をして絵を隠すようになり、一人で本を出してきて読むようになり・・・と一年間で成長を感じた絵本だったから。 
・まだ読み聞かせをスタートして、2ヵ月しかたっていないので、たくさんの絵本に出会えてはいません。ですが、「いないいないばあ」を読むことによって、子どもが絵本を楽しんでいることがわかり、5ヵ月の赤ちゃんでも絵本が好きなんだと実感した絵本なので。


第2位『だるまさんが』

だるまさんが
かがくいひろし
(ブロンズ新社)

おすすめ理由
・リズムよく、そしておもわず、「えっ?」となる展開がおもしろい本です。わが子も生後2ヶ月にして、この絵本のおもしろさに虜になり、泣いててもみせると笑顔になる魔法の絵本です。
・6ヵ月の頃、区役所の待合室で出会って、初めて真剣に見入っていたのがこの本です。それまで、絵本はもっぱらかじってみたり、めくって楽しんでいた娘が……。さっそく本屋さんに買いにいきました。その後だるまさんシリーズを買いそろえ、娘はだるまさん大好きです。この本はだるまさんの初作ということで、まずはこの一冊! お薦めします。
・保育園でもよく呼んでるみたいで、だるまさんが、と言うだけで「どてっ」と言いながら転んで見せてくれます。

第2位『ちょっとだけ』

ちょっとだけ
作・瀧村有子
絵・鈴木永子
(福音館書店)

おすすめ理由
・一人っ子のわが息子・・・ちょっとだけを通してお兄ちゃんになるということを学んだようです(^。^)
何でも一人でしてみようという気持ちにさせてくれたみたいで、でもときどき絵本のまねをしてちょっとだけでいいから抱っこして^^と甘えてくることも^^ 息子にとって成長するということを教えてくれたこの作品は私たち家族にとっての大事な宝物の一つになりました(^。^)
・購入したのは今年の1月。初めて読みきかせした時は、「なっちゃん」に感情移入し過ぎて涙が止まりませんでした。そんな母を不思議そうに見つめていた娘は、先月おねえちゃんになりました。お腹の中に弟がいるのを伝えたころから、この本を選ぶことが多くなった娘。産まれる時も立ち会ってくれた優しい娘は、今では「なっちゃん」と同じくらい、我慢強く優しいお姉ちゃんになりました(^^♪
・もうすぐお姉ちゃんになる娘に、2歳の誕生日プレゼントとして購入しました。本屋で何かいい本がないかと探して読んでいるうちに、夫も私もついじわっと涙が出てしまいました。娘自体はその切なさはまだよくわかっていないようですが、登場人物の名前を娘の名前に変えて読んであげるととても喜んで聞いています。弟が産まれてきたら、どうなるかなあ?と、楽しみと不安と期待が膨らむ1冊です。

第2位『おこだでませんように』

おこだでませんように
作・くすのきしげのり
絵・石井聖岳
(小学館)

おすすめ理由
・子ども目線の言葉が心に響きました。子どもと接するときにはいつも、子どもがどう感じてこう発言しているのか、こちらがアクションする前に考えてから行動しようと思います。
・小1の子どもがいるのですが、わが子と重なる部分が多くて泣けました。
・男の子のいつもおこられている気持ち ほんとうは理由があったりいいたいこともまた怒られるから言わなかったり、ついいつも怒ってしまうけれど子どもにもちゃんといろいろな気持ちがあるんだなと思わせてくれた一冊。子どもも大好きで、図書館で借りて何度も読んだけれどこれは返したくないといって結局家に一冊買いました。

第2位『はじめてのおつかい』

はじめてのおつかい
作・筒井頼子
絵・林明子
(福音館書店)

おすすめ理由
・この本は主人公のみいちゃんのかんばりに感動し、何度読んでもどきどきします。もちろんきいている息子もみいちゃんのがんばりに感動して「おつかいがしたい」と言うくらい気持ちが動かされました。 下の子がうまれた家庭はもちろんですが、うちのように一人っ子の家庭でも十分読んできて感情が入ります。(「みいちゃんどうなるかな?」とも息子は夢中になってきいていました)自我がめばえはじめたお子さんにお勧めです。
・おかいものに興味がわいてきたこと、自分でやることに充実感を感じるようになってきたこと、おかいものをする間に起きるさまざまな出来事がひとつひとつ、子どもの心に残り、これから近い将来に本当の“はじめてのおつかい”をするためのシミュレーションになりそうだから。
・まだお使いはおままごとでしかできませんが、絵本の主人公になりきって、牛乳を買ってます。途中転んで擦り傷をつくってみたり、絵本と一緒。

第2位『バムとケロのおかいもの』

バムとケロのおかいもの
島田ゆか
(文溪堂)

おすすめ理由
・何度読んでも楽しめる本。絵の細かい所まで見ると全然あきません。バムとケロ以外のキャラクターが何をしているのか探してみるのも楽しいです。
・イラストがとにかく可愛い。子どもたちがすっかりファンになってしまい、このキャラクターのリュックを手作りしたほど。話もほのぼのしていて少し漫画っぽいので子どもたちも読みやすくなっています。シリーズがいくつかあるので全部購入したくなるほどです。
・絵もかわいく、バムとケロのデコボココンビが何をやらかしてくれるのか…楽しめる絵本です。

5位以降の絵本

絵本タイトル 出版社
うんこ! サトシン 西村敏雄 文溪堂
じゃあじゃあびりびり まついのりこ   偕成社
しろくまちゃんのほっとけーき わかやまけん   こぐま社
せんろはつづく 竹下文子 鈴木まもる 金の星社
だじゃれ日本一周 長谷川義史   理論社
はらぺこあおむし エリック・カール   偕成社
わすれられないおくりもの スーザン・バーレイ   評論社
 

2010年 ご家庭での読み聞かせエピソード♪

お姉ちゃん(7歳)が読み聞かせ会をしてくれました。日時と場所とかわいいイラストを書いたポスターを作って貼り、場所のセッティングをして(寝る部屋で布団を並べて観客席とし、椅子を本台にして)図書室で借りてきた本を弟に読んであげていました。いっぱい詰まったり間違えたりしていましたが、一生懸命で、気持ちの温まるできごとでした。
『せんたくかあちゃん』 (福音館書店)では、「洗濯機が壊れたかも」って言ったら「たらいであらえばいいじゃん」って言われて、家族は大爆笑と感心。なんでたらいって知っているのかおじいちゃん、おばあちゃんに聞かれた。
『ちょっとだけ』 (福音館書店)兄弟の兄ちゃんの気持ちが 伝わってきました。いつも我慢させてんだな って反省して、時々、『抱っこしてもいーですか?』って聞くと『いーですよ』っと笑顔で答えてくれます。
『あかたろうの1・2・3の3・4・5』 この本に出会うまでは、ちょっとママの姿が見えないと号泣していた息子。この本を読んでからは、あかたろうのように「おかーさ-ん、ここにもいない」「ここにもいない」「みーつけた」と言いながら、ママがいなくても泣かずに探しながら待てるようになりました。あかたろうになりきって! 絵本の主人公の力ってすごいな♪と思います。
3歳の娘と1歳の息子がいますが、ある冬の寒い朝、ママは下で朝食やお弁当を作っていて。 どうやら子どもたちが起きた様子で、2階から声がする。こっそり2階に上がってみると。娘は、自分で半纏を着て。靴下を履いて。で、弟にも靴下を履かせて。ソファーに2人並んで座り、お姉ちゃんが弟に本を読んであげてました。「靴下履かせてくれたんだね。ありがとう」と言うと、「あしさんが風邪ひいちゃうからね」と。心がじわわぁんとあったかくなり、娘をギュッと抱きしめました。

今年も一年間、各家庭で読み聞かせを楽しまれたことでしょう。来年も読み聞かせを楽しみましょうね!

 


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