みんなの推し絵本!

vol.15 大角ゆきさんの推し絵本

vol.15 大角ゆきさんの推し絵本

大角ゆきさんの写真

vol.15大角ゆきさんの推し絵本

思い出の一冊、大好きな一冊、渾身の一冊など、とっておきの“推し絵本”を紹介してもらうインタビュー「みんなの推し絵本!」。今回はEテレ「いないいないばあっ!」の6代目女の子・ゆきちゃんとしておなじみの大角ゆきさんにご登場いただきます。

何回読んでもらっても楽しいのは、お母さんと話す時間だから

私の推し絵本は『アンデルセンおはなし絵本』です。3歳くらいの頃、寝る前にお母さんがよく読んでくれました。裏表紙には中に入った7つのお話のタイトルと絵が描かれていて、「今日はどのお話を読んでもらおうかな?」と選ぶのが楽しかったです。中でもお気に入りは「おやゆびひめ」と「みにくいあひるの子」。絵のやさしい色合いが好きで、悩んだ挙句、結局いつもこのふたつのお話を選んでいたように思います。

なんで同じお話を何回聞いても飽きなかったのか、今、考えると不思議ですよね。お母さんはお話を読みながら、「今この子は、どんな気持ちなのかな?」「ゆきちゃんだったらこの時どうする?」など、いつも私にいろいろと話しかけてくれました。そんなお母さんとふたりで話している時間が楽しかったのだと思います。だから同じお話でも、毎回飽きずに楽しめたのでしょうね。

また、月刊絵本の『しぜん-キンダーブック びょうき』も記憶に残っている絵本です。「いないいないばあっ!」への出演が決まってから、体調管理を徹底していました。普段から教わっていることが絵本に書いてあって、「これ知ってるね」「やっぱりこれ大切なんだ!」などと共感できることが多い絵本でした。

いつもがんばってくれているママ・パパに、ありがとう!

『ないた あかおに』は、何度読んでも新鮮な気持ちになれる絵本です。私が幼稚園の頃、おやつの時間にお母さんが少しずつ読み聞かせしてくれました。お母さんに聞いてみると、「読む+考える+話し合う」の1サイクルを意識していたそうです。今日の分が読み終わったところで、お母さんと絵から読みとれることを考えたり、次の展開について話し合ったりしていました。クイズみたいですごく楽しかったのを覚えています。また、初めて自分ひとりで読んだ絵本でもあります。

このお話は、小学校の国語の教科書にも載っているんですよね。自分がよく知っているお話が教科書に登場して、とてもびっくりしました。その時の宿題が、毎日5回音読。今度は私がお母さんに、読み聞かせることになりました。いろいろな形で何回も読んだ絵本ですが、「思いやりの心はひとつではない」とか「みんな違ってみんないい」など、読む度に、たくさんのことを教えてもらえる絵本です。

私は、お母さんからいつも周りの人に感謝すること、「ありがとう」の大切さを教わってきました。今、読み聞かせを聞いている子どもたちは、ママさん・パパさんから、たくさんの愛情をもらって、すくすくと成長しています。いつか大きくなって、「ありがとう」を伝えてくれる日が来ることを私も願っています。子どものひとりとしてみなさんにお伝えしたいです。「いつもがんばっているママさん・パパさん、ありがとう!」

ミーテ プレゼント情報

ないた あかおに

インタビューの中でご紹介した絵本『ないた あかおに』ミーテ会員3名様に抽選でプレゼントします。

※ミーテ会員登録がまだの方は、登録後、ご応募ください。会員登録はこちら

プレゼントの応募は締め切りました。当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

応募期間
6月27日(火)~7月10日(月)

プロフィール

大角 ゆきさん

大角 ゆき(おおすみ ゆき)

2009年、熊本県生まれ。オスカープロモーション所属。Eテレ「いないいないばあっ!」と「ワンワンわんだーらんど」に、6代目女の子・ゆきちゃんとして8年間出演した。最近では日本テレビ「超無敵クラス」やTBS「オオカミ少年・ハマダ歌謡祭」に出演するなど、多岐にわたり活躍している。


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