赤ちゃん絵本を楽しもう!

Vol.69 「KUMON TOY Baby」開発担当者・草茅真理子さんインタビュー

Vol.69 「KUMON TOY Baby」開発担当者・草茅真理子さんインタビュー

赤ちゃんとの絵本の時間を楽しみたい、すべての方へ。選りすぐりの赤ちゃん絵本の誕生秘話や、作家さんをはじめ携わった方々が絵本に込めた思いを伺いました。赤ちゃん絵本を楽しむヒントが詰まったインタビュー、今回は、おもちゃと絵本がセットになった「KUMON TOY Baby」シリーズの開発を担当したくもん出版の草茅真理子さんにご登場いただきます。

子育て中の「困った」と「楽しかった」から生まれた商品

KUMON TOY Babyは、赤ちゃんへのことばかけのヒントになる、おもちゃと絵本のセットです。なぜおもちゃだけでも絵本だけでもない商品にしたのか。そのアイデアの元は、私自身の子育て中の「困った」と「楽しかった」にあります。

自分の赤ちゃんを目の前にしてまず困ったのは、ことばかけでした。ことばかけの良さは聞いていましたし、仕事柄おもちゃもたくさん用意したんです。でも、0歳児は反応がわかりにくいし、赤ちゃん向けのおもちゃってとてもシンプル。「ガラガラだよ~。いい音するね~」と言った後がつながらなかったり、つみきで遊ぼうと思っても私自身が家の形くらいしかつくれなかったり。そんな実感から、ことばかけにつながるおもちゃがあるといいな、と思うようになりました。

もうひとつは、絵本と現実がつながる楽しさ。これは子どもに教えてもらいました。子どもにリアルな果物が描かれた絵本を読み聞かせた時に、ちょうど梨が家にあったので「これが本物だよ~」と絵本と一緒に見せました。そしたら子どもが、目をまん丸にして「う! う!」って指差しをしたんです。子どもの頭の中で、絵本と現実がつながった瞬間を見たようで、とても感動しました。このふたつの経験が自分の中で結びついて、KUMON TOY Babyの開発につながったと思います。

親子のやりとり広げ、子どものコミュニケーション力を育むお手伝い

見開き

とてもありがたいことに、KUMON TOY Babyは多くの方から反響をいただいています。「絵本のおかげでおもちゃも使いやすい」「声かけもスムーズ」などの声をいただくと、子育て中のママ・パパに役立っていると実感できてうれしいです。中には「絵本の『ひゅ~ぴったん!』というフレーズに合わせて、おもちゃを絵本にくっつけてみせていたら、子どもも真似するようになった」など、「この遊び方、お手本にしたい!」と思うような使い方をしてくださる方もいます。

制作に際してご意見を伺った白百合女子大学・東京外国語大学名誉教授で発達心理学の田島信元先生によると、読み聞かせやことばかけは、ことばを使った親子のやりとりを通じて、「コミュニケーション力、語彙力、想像・創造力」の3つ力を育むそうです。

KUMON TOY Babyシリーズは、おもちゃと絵本の相互作用で、親子のやりとりや遊びを広げてほしいという願いのもとつくられました。0歳代は、ママ・パパが赤ちゃんへことばかけをするきっかけとして、1歳以降は成長とともにお子さま自身が想像を広げるきっかけとして、お役に立てればと思います。

ミーテ プレゼント情報

KUMON TOY Baby あかちゃんブロック+えほん

「KUMON TOY Baby」シリーズから『あかちゃんブロック+えほん』ミーテ会員3名様に抽選でプレゼントします。

※ミーテ会員登録がまだの方は、登録後、ご応募ください。会員登録はこちら

プレゼントの応募は締め切りました。当選者の発表は、賞品の発送をもってかえさせていただきます。

応募期間
2月8日(火)~2月21日(月)

商品紹介

KUMON TOY Babyシリーズ

KUMON TOY Babyは、「赤ちゃんへのことばかけのヒントになる、おもちゃと絵本のセット」として開発されたシリーズ。赤ちゃんの発達に合わせたおもちゃと、そのおもちゃが登場する絵本がセットになっています。「でるかな?ラトル+えほん」「へんしん!ブナつみき+えほん」「のせてのせてカー+えほん」などがある。


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