子育てに役立つ絵本

こんとあき

作・絵：林 明子

福音館書店

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夜の寝かしつけの時、いつものように息子が「ごっほん（本のこと）、読む」と言うので、『こんとあき』を読んでいると、あきが急いで旅行の支度をするところで、「旅行、山…！」と言い出しました。

先日、旅行に出る前の夜、「明日は旅行だよ、山に行くんだよ～」と言うと、「旅行！ こん！」とうれしそうに何度も言っていたので、その時は、「旅行＝こん」だったのが、旅行の最中、山の中の道や高速道路を車でずっと走っていたので、帰宅後は、「旅行＝山」に変わったみたいです（笑）

「そうだね、山に行ったよね～。電車に乗ったよね、それからお散歩もいっぱいして、動物園にも行ったよね。何がいた？ ウサギ、リス、クマ、それからライオンもいたね～」と言うと、「ペンギン！」と付け足してくれたり、「お買い物、お買い物」と何度も言うので、旅行中のお土産の買い物のことかと思っていたら、ホテルの部屋で読んであげた『ペネロペといつもいっしょ』の中の、ペネロペのお買い物のことだったり…。

旅行に行く前と後で、息子の中の「旅行」が変わったり、一緒に思い出話ができたり、息子とお話しすることが、とっても楽しくなってきたなと息子の成長を感じた旅行でした。