イチ押し絵本情報

冬を知らせにやってきた小さな妖精さん(新刊絵本のご紹介 Vol.364)

2021年11月29日

毎週月曜日は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!

 冬を知らせにやってきた小さな妖精さん

松田奈那子さんの絵本『ゆきのようせい』が出版されました。監修は石黒誠さんです。

見開き

秋の終わり、土の中で1匹の雪虫が目を覚ましました。生き物達に冬の訪れを知らせに行くのです。仲間よりも少し出遅れてしまった雪虫は、リスやクマ、シカに冬の訪れを伝えますが、もうすでに知っていたようです。せっかく伝えに来たのに、と落ち込んだ雪虫が、へなへなと飛んでいたその時…。

主に北海道や東北地方で見られる雪虫をやさしく描いた一冊です。

<作者・松田奈那子さんからのコメント>
同じく北海道出身の編集者さんと「北海道にまつわる絵本をつくりたい」という話から、ふくらんでいきました。北海道の冬は長く厳しいですが、それでも雪を見ると気持ちが高揚します。本当に雪を連れてくるかのようなタイミングで空中に現れる雪虫。白いふわふわのコートをまとったような姿、小さくて、儚くて、どこか幻想的な存在です。絵本に出てくる風景は私にとって思い出深い場所ばかりですが、特に森は幼い頃に遊んだ原始林の光や音、匂いを思い出しながら描きました。

雪が降り始める前に現れるため、「冬を告げる虫」とも呼ばれる雪虫。監修の石黒さんの写真絵本『雪虫』を見ると、雪虫のことがもっとよくわかりますよ。


ページトップへ

会員登録後は、名作絵本や「絵本子育て相談室」など、様々な絵本情報をご覧いただけます。(平日毎日、更新!)