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お兄ちゃんと一緒に大きなカブトムシをつかまえた。名前はキングとジャンボ。どっちもとても力持ち。大事に育てるつもりだったのに、ある朝、ぼくのジャンボが死んでしまって…。
早起きして虫捕りに出かけたり、カブトムシ同士の決闘に興奮したり…夏ならではのワクワクと、カブトムシの死を目の当たりにした少年の心の成長を描いたお話です。
<作者・いしいつとむさんからのコメント>
幼い頃の僕にとって、カブトムシはエサで動くおもちゃだったように思います。やがて、立派なツノや手足の動き、習性に魅かれ、おもちゃから大切な友だちになっていきました。
ところが、カブトムシはたびたび脱出を試みます。やりきれない寂しさと同時に、カブトムシが求めていることを考えるようになりました。そして、死、別れ。一匹のカブトムシは、僕になんとも大きなものを残してくれました。
真っ青な空、濃い緑、朝顔やひまわりなど、いしいつとむさんが温度や空気感まで意識して描き込んだ“夏”を、親子でたっぷり味わってみてください。
▼いしいつとむさんのインタビューはこちら
「体温や気温、空気感まで意識して描き込む」
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