読み聞かせ1万回達成おめでとうございます! 1万回を達成した会員さんにインタビューしました。
絵本の読み聞かせを続けていてよかったなと感じるのは、絵本が家族のコミュニケーションツールのひとつになっていることです。絵本の内容やフレーズを家族みんなが覚えていて、ふとしたときに絵本のフレーズが出てきて笑いあえるのが楽しいです。
2歳上の姉が絵本をすらすら音読するので、競うように息子も絵本を広げて読むようになりました。まだ字は読めないので、自分でつくったオリジナルストーリー。初めて見る絵本でも親に「読んで」とは言わず、自分で絵を見ながらお話をつくることから始まります。
つくると言っても、まったくストーリーにはなっていなくて、本当に思いつき。3歳半を越えたあたりから文章にはなってきたものの、ページ間のお話のつながりはまだ全然ありません。その後、姉が音読しているのを聞いたり、親が読み聞かせしたりするうちに少しずつ絵本のフレーズを覚え、オリジナルストーリーが消えていきます。私としてはオリジナルストーリーもなかなか面白いので、消えてしまうのは少し寂しいのですが、そのプロセスが興味深いです。
息子は電車が大好きで、お出かけも大好き。基本的に飽きずに乗っていますが、長距離だとさすがに飽きてしまうこともあります。そんなとき、電車の絵本がとても役立ちました。
『でんしゃはうたう』は、電車に乗っているとき、景色だけでなく音の世界も楽しめるということを教えてくれた絵本です。お出かけのときにこの絵本を持っていなくても、私が「たたっ、つつっ、どどん」とこの本に出てくる音を言うと、うれしそうに続きを自分で引き取り、その場で聞こえた音を表現してくれます。車内でだんだん声が大きくなってしまうのを注意するのが少し大変ですが、移動中に何もおもちゃなどを持っていなくても、飽きずに電車に乗っていられるので、オススメしたいです。
『でんしゃのあいうえお』は、最近ひらがなに興味があるようで、自分から指でなぞり書きをしています。書き順が色で示されているのでわかりやすいようです。
読み聞かせを続けるコツは、毎日短い絵本を1冊でも読むこと。短いお話ばかり集めた本棚を用意して、そこから選んでもらうようにしています。いずれは家族で本の感想を言いあったり、ビブリオバトルのようなことができたらいいなと思っています。
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