絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
☆スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『いろいろバス』。
☆アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。
<今回のご相談>
2歳11か月の男の子のママです。わが家では現在一軒家を建てている真っ最中です。息子がすっかり夢中になっていて、比較的近所にあることもあり折に触れて建築現場に見に行っています。こんな息子にピンポイントの絵本なんてありますか?
「家・建物が建つこと」をテーマにした絵本は、実は結構あるのです。それだけ興味をもつお子さんがいる証拠でしょう。一軒家を建てるために、どれだけの職人や専門家がたずさわっているかを想像すると、多くのお子さんが面白がるのもうなずけます。働く車好き、ブロック好きなどをはじめ、みんなが楽しめる「建てる」絵本をご紹介しますね。
まずは、相談者さん宅と同じく一軒の家を建てる様子を描いた『みんなで!いえをたてる』。設計の相談や家の土台をつくるところから、庭木を入れて、引っ越しするまでを丁寧に追った絵本です。様々な職種の、たくさんの人が関わってできるという事実だけでも、子どもにとっては新鮮な驚きのはず。絵探し要素もあるので、ぜひじっくり絵を読み込んでみて。
大きな工事現場の、重機の迫力を味わえるのが『たてる こうじのえほん』。こちらは図書館が建つまでを、重機のダイナミックな動きと音、多くの職人が力をあわせて作業する様子を交えて描いた絵本。カラフルで見るだけでもワクワクする絵本なので、工事現場に興味のない子も楽しめますよ。
何気ない四角い線から家だって建てられちゃう「ごっこ遊び」の楽しさを描いた『おうちなのね』。実際の家を見た後なら、細部にこだわったごっこ遊びが楽しめそう!さらに想像をたくましくして、こんな家がいい、あんな家がいいと会話が盛り上がりそうなのは、『いいな いいな この おうち』。作者の軽部武宏さんは、一級建築士でもあるそうです。
かこさとしさんの『あなたのいえ わたしのいえ』は、「どうして家が必要なの?」というそもそもから掘り下げた秀作。家って面白い、家ってありがたい。そして、読み終わったら間違いなくつみきやブロックで家をつくりたくなりますよ。
様々な職人や専門職の人が関わること、協力してつくりあげる面白さ、設計の魅力など、「建てる」系絵本のよさがたくさん詰まっているのが、『ドワーフじいさんのいえづくり』。
気難しいドワーフじいさんが家を建てるのですが、木材が重すぎて困ってしまいました。そこで、くまに手伝いを頼むと「手伝うからぼくの部屋もつくってよ」。次は高い所での作業があって…というお話。特別な作業に困るたびに動物の助けを借り、そのたびに部屋が増え、設計図が変わって…というくり返しと、じいさんの心境の変化が魅力的な絵本です。
絵本を読んで解像度をちょっと上げて、またおうちの建築現場を見に行って。きっともっと楽しくなるはず♪
(回答:ミーテ編集部・アッコ)
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