絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
☆スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『いろいろバス』。
☆アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。
<今回のご相談>
3歳11か月の男の子のママです。もうすぐ幼稚園のお遊戯会があり、毎日練習をしているようです。息子にとっては初めてのお遊戯会で、少しそわそわしている模様。本番に向けて気持ちを整えてあげられるような絵本があれば教えてください。
幼稚園での初めてのお遊戯会。ママ・パパたちにとっては、とても楽しみですよね。子どもたちは、楽しみで張り切っている子もいれば、ドキドキそわそわしている子もいるといった感じでしょうか。お遊戯会当日も、本番に強く、いつも以上のパフォーマンスを発揮できる子もいれば、大勢のお客さんを前に固まってしまう子や泣き出してしまう子もいます。
せっかく毎日練習しているのだから、できれば楽しく本番を迎えさせてあげたいものですよね。事前に発表会や音楽会などの絵本を読んでおくと、本番に向けて少しずつ心構えできるはず。まずはしかけ絵本『メイシーのはっぴょうかい』で、発表会の楽しさを感じさせてあげてはいかがでしょうか。しかけを引っ張ると、メイシーちゃんが歩いたり、舞台の幕が開いたり。発表会の楽しさが伝わってきます。
『やさいのはっぴょうかい おおさわぎ』では、やさいの仲間たちが「おおきなたまねぎ」という劇に挑戦するのですが、本番当日、予期せぬ事態が…。ハプニングさえも楽しむ様子が伝わってくる、楽しいお話です。
『くぬぎのもりのどきどきはっぴょうかい』では、5匹のこりすたちがそれぞれ自分の好きなものや得意なことを発表します。目立ちたがりの子もいれば、恥ずかしがりの子もいて、互いに協力しあう様子があたたかく描かれています。一人ひとりの個性が輝いて、こんな発表会いいなあと感じさせる一冊です。
最後に紹介するのは、たしろちさとさんの「つんつくむらのおはなし」シリーズのお話。きつねのこんくんは、毎日オカリナの練習をしています。秋になったらやってくるはずの渡り鳥たちと一緒に音楽発表会をする約束をしているのです。待ちに待った秋が来て、とうとう音楽発表会の日。急に緊張してしまったこんくんに、お友だちのはなちゃんが秘密のおまじないをこっそり教えてくれます。
どんなおまじないなのかは、絵本でぜひチェックしてみてくださいね。楽しいお遊戯会になりますように♪
(回答:ミーテ編集部・スージー)
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