今回は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!
玉田美知子さんの絵本『ギリギリオニギリーズ』が出版されました。雑誌「コドモエ[kodomoe]」から誕生した絵本です。

一見おにぎりに見えないけれど、じつはおにぎり。そんな「ギリギリおにぎり」を発掘するために、おにぎりの代表が会議室に集まりました。オーディションを受けにやってきたのは、てんむす、はんぺんのバター焼き、スパムむすびたち。さて、「ギリギリオニギリーズ」のメンバーとして選ばれるのは誰!?
『ぎょうざが いなくなり さがしています』でデビューした玉田美知子さんの最新作。玉田さんが立体で制作したおにぎりたちをキッチンミノルさんが撮影した写真絵本です。
<作者・玉田美知子さんからのコメント>
『ギリギリオニギリーズ』は、だじゃれから生まれたタイトルです。最初はいつものように絵で描こうとしましたが、お米がうまく描けず、紙粘土でつくってみることに。これが意外と上手にできて、無心で米粒をつくってはくっつけ…そんなふうにして完成した絵本です。
これはギリギリおにぎりなのかどうか、その境界線は人それぞれ。おにぎりをきっかけに、楽しい会話が弾んだらうれしいです。ご当地ギリギリおにぎり情報もお待ちしています。
粘土でつくられたおにぎりたちがユーモラス。「え~、この子は合格でいいんじゃない!?」「いやいや、この子をおにぎりと言うのは無理があるでしょう!」などとツッコミを入れながら読むと盛り上がりますよ。
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