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大森裕子さんの新作『なにができるでしょーか?』が出版されました(本体1000円+税、白泉社)。昨年出版された『なにからできているでしょーか?』の姉妹編となる絵本です。
かわいいおさるさんたちが、ばらばらな部品を手に何やら作業中。みんなで力を合わせて部品を組み立てると、何ができるかな? 赤いミニカーやウサギのぬいぐるみなど、子どもの好きなものが次々と姿を現します!
クイズ感覚で楽しんだり、それぞれの部品がどこに使われているかじっくり見たりして楽しめます。かわいい動物達や、クスリと笑えるだじゃれも魅力のひとつ。ユーモアいっぱいの一冊です。
<作者・大森裕子さんからのコメント>
観察が大好きです。いつもじっくり観察してから表現しています。この絵本の制作にあたっても、出てくるモノを自分の手で解体して、そのつくりやパーツをじっくり観察しながら描きました。
ミニカーに関しては、長男がまだ小さかった時に遊んでいたものを押し入れから出してきて、20体ほど解体。もう大きくなった長男も目を輝かせて寄ってきて、私よりも上手に解体作業を手伝ってくれました。
ひとつひとつのパーツだけでは意味をもたないものでも、いくつかが集まり融合した時、想像を超えるような素敵なモノができあがる…そんなワクワクを感じてもらえればうれしいです。
どんなものもこんな風にいくつものパーツからできあがっているということがわかると、モノを見る目も変わってきそうですね♪
▼大森裕子さんのインタビューはこちら
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