今回は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!
スギヤマカナヨさんの絵本『いち にの さん!』が出版されました。日本語をはじめ、中国語、ベトナム語、韓国語、フィリピノ語、ポルトガル語、英語、ネパール語、スペイン語という9つの言葉で書かれた、日本で初めて出版される多言語赤ちゃん絵本です。
黄色の丸がやってきて、「いち にの さん!」のかけ声でぼん!大きくなった!ページをめくると黄色い丸がしゅぽ!と跳ね上がったり、びろーんと伸びたり…さて、次はどうなるかな?
日本語は黒で、その他の言語は中国語がピンク、英語が水色など、色分けされて書かれています。巻末には、各国語の読み方を日本語で記したページも。様々なルーツの子どもたちに届けたい、という思いで生まれた一冊です。
<作者・スギヤマカナヨさんからのコメント>
読書バリアフリーやインクルーシブに関心が寄せられるようになる中、日本に住む日本語を母語としない子どもが(大人も!)そこに含まれていないのではと感じることが多々あります。「読める」ことはもちろん、同じ本を介して同じ場所でいろんな子どもが(大人も!)一緒に楽しめる、そんな絵本を作りたいとずっと思っていました。
まずは赤ちゃんへ。図書館で、保育施設で、人と人、コミュニティが「いち にの さん!」とつながっていきますように!
童心社のウェブサイトでは、各国語の読み方を音声で聞くことができます。言葉の壁を越えて、一緒に笑顔で絵本を楽しみましょう♪
▼童心社ウェブサイト
https://www.doshinsha.co.jp/ehon123
▼スギヤマカナヨさんのインタビューはこちら
「読み聞かせで積み重なる“懐かしい”という気持ち」
赤ちゃん絵本を楽しもう!『おふねにのって』に込めた思い
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