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すとうあさえさんの文、北村直子さんの絵による絵本『うみ うみみみみ』が出版されました。「はじめてのこよみえほん」シリーズの一冊です。
ざぶん ざぶん うみ うみみみみ。パパと海に行ったら、誰か来たよ。だあれかな?
かめ かめ かめめめめ。こんにちは。海は広いよ。
次に来るのは誰かな?たくさんの生き物が次々と歓迎に現れて、海のことを話してくれますよ。
<作者(文)・すとう あさえさんからのコメント>
「海」のお話は「海」に行って考えよう。そう思って葉山の一色海岸に行きました。久しぶりの海のにおい、波の音、裸足で歩く砂の感触……。その日は平日で曇り。誰もいないと思ったら、お父さんと男の子が砂浜で砦のようなものを作っていました。波がしょぼしょぼ打ちよせてくるたびに、わあわあ言いながら。楽しそう。いいなあ。みとれていたら、「うみみみみ」のフレーズがスーッと浮かんできました。ああ、海に行ってよかった!
<作者(絵)・北村直子さんからのコメント>
いただいた原稿を読みながら、イカはやっぱり大きなイカがいいよな……これはダイオウイカだな。っということは、クジラは宿敵のマッコウクジラだ!とワクワクしながら絵を描きました。
そして、江ノ電に乗るのが大好きな当時3歳の息子と夫と、予定していなかった途中下車で、海に行った時の事を思い出しました。お尻までびしょ濡れになって帰りの電車が大変だったなぁ……。でも沢山笑って、とても楽しかった、いい思い出です。
海の生き物たちと一緒に、季節感をたっぷり味わって!
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