イチ押し絵本情報

氷の不思議を教えてあげたい(絵本子育て相談室 Vol.527)

2025年2月7日

絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『いろいろバス』。
アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。

 氷の不思議を教えてあげたい

<今回のご相談>
3歳5か月の男の子のママです。私は雪国の出身で、子どもの頃につららや霜柱、水たまりに張った氷などを見る機会があったのですが、今住んでいるところはそこまで寒くないので、息子はそういったものを見る機会がなかなかありません。氷の不思議を教えてあげるのに、おすすめの絵本があれば教えてください。

 身近な氷から面白い氷まで

雪国に住んでいなくても、絵本ならいつでも気軽に氷や雪を見ることができますね。『おかしなゆき ふしぎなこおり』『あんな雪こんな氷』のような写真絵本なら、リアリティもたっぷり。氷や雪がつくり出したユニークな形の数々にきっと目が釘付けになることでしょう。

『つめたい あさの おくりもの』は、バケツに張った水にできた氷や、水たまりの氷など、身近なところにできる氷を描いた絵本。月刊絵本「ちいさなかがくのとも」から生まれた一冊で、水が氷に変わる不思議を楽しく、わかりやすく紹介しているのが魅力です。ただ品切れ重版未定なので、図書館などで探してみて。

『つららがぽーっとん』は、つららからぽーっとん、ぽーっとんと落ちるしずくが春の訪れを教えてくれるというお話。透明感あるつららとしずくの絵に、つららを見たことがない子どもも、きっと興味をひかれるはずです。

最後にご紹介する『しもばしら』は、霜柱の不思議を教えてくれる科学絵本。外で霜柱を観察するだけでなく、家庭の冷蔵庫の冷凍室で霜柱を作る方法も紹介しています。見て、触って、つくって、霜柱の不思議を体験してみましょう!

(回答:ミーテ編集部・スージー)


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