絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
☆スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『いろいろバス』。
☆アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。
<今回のご相談>
3歳5か月の男の子のママです。最近食べっぷりがよくなってきたのですが、「お肉大好き!」と肉ばかり食べていて、野菜をほとんど食べてくれません。どうしたら野菜を食べてくれるでしょうか。
もりもり食べてくれるのはいいですが、できれば肉も野菜もバランスよく食べてほしいというのが親心ですよね。成長とともに味覚は少しずつ変化していくので、嫌いな野菜を無理に食べさせる必要はないと思いますが、食べやすい野菜を適度に食べることで、栄養バランスをとっていきたいところ。参考になりそうな絵本をご紹介します。
まずご紹介するのは、『ピーマン・にんじん・たまねぎ・トマト!』。野菜が苦手なゆうちゃんのために、お父さんが野菜料理をつくってくれるお話です。鼻歌を歌いながら、楽しそうに料理をするお父さん。できあがる野菜料理とは…?レシピもついているので、お子さんと一緒につくってみるのもおすすめです。
料理だけでなく、野菜を育てるところから関わらせてみれば、できあがった野菜をせっかくだから食べてみたいと思うはず。『ぼくのかぼちゃ』や『はるとなつ はたけのごちそうなーんだ?』は、野菜づくりの様子を描いた絵本です。畑を耕して…というところから始めようとするとなかなかハードルが高いですが、もう少し気楽にベランダ菜園からスタートしてみてはいかがでしょう。
最後はちょっと視点を変えて、うんこの絵本をご紹介。『うんぴ・うんにょ・うんち・うんご うんこのえほん』は、うんこの形や色、においを観察することで、様々なことがわかると教えてくれます。豆や芋、野菜をきちんと食べていると、するっといいうんちが出るけれど、あまり野菜を食べないと便秘になって、出すときに痛い思いをします。栄養バランスのとれた食事がいかに大切か知れば、「野菜も少しは食べないとね!」と思えるのではないでしょうか。
絵本の力を借りて、毎日少しずつでも野菜を食べられますように!
(回答:ミーテ編集部・スージー)
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