イチ押し絵本情報

雨の日に読みたいファンタジー!(絵本子育て相談室 Vol.496)

2024年6月28日

絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『いろいろバス』。
アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。

 雨の日に読みたいファンタジー!

<今回のご相談>
3歳7か月の女の子のママです。梅雨の時期は外で遊べず、親子でテンションが上がりません。そんな気分を吹き飛ばしてくれる絵本はありませんか?娘は物語好き、ファンタジー好きなので、想像力を思いっきり羽ばたかせた絵本でお願いします!

 想像力で、雨のうっとうしさを吹き飛ばそう

雨が降ると外に出られず、親子ともに鬱々とした気分になりがち。相談者さんのアイデアに乗って、雨の日にこそ読みたいファンタジー感をたっぷり味わえる絵本をご紹介しますね。

まずはロングセラーの『だるまちゃんとかみなりちゃん』はいかが?雨の日にだるまちゃんが傘をさして遊んでいると、空からかみなりちゃんが落ちてきました。だるまちゃんはかみなりちゃんと仲良くなって、雷の国へ行きます…というお話。この雷の国が、まるで未来の世界。楽しそうで面白そうなものがいっぱい登場するので、絵を見るだけでもワクワクしてきますよ。

次は、もし雨がどんどん降って川のようになったとしたら…と想像した『あめのひに』。まず小さなアリ家族が女の子の家に避難してきます。次はもう少し大きいハリネズミが、ネコが…。最後はスケールが大きくて、気持ちが晴れやかになる展開が待っています。

小さなみずたまが蒸発して雲となり…という水が地球上を循環する様子を詩的に描いた『みずたまのたび』もおすすめ。事実は小説よりファンタジーに満ちています。

最後は思いっきり振り切った『そらから ふるもの なんだっけ?』をご紹介。空から降るのはもちろん…「〇め」ですよ、ほら、「まめ!」…じゃなくて、「かめ!」…じゃなくて、なんだっけ(笑)。雨を笑い飛ばしちゃえそうな一冊です。

ほかに「雨の日っていいなと思える絵本は?」や、「梅雨のシーズンに読みたい絵本」「雨の音ってどんな音?」などの記事で、雨にまつわる絵本をご紹介しているので、ぜひ読んでみてくださいね。

(回答:ミーテ編集部・アッコ)


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