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教えて! 絵本作家さん(44)ほかの人はどう読み聞かせている?(絵本子育て相談室 Vol.492)

2024年5月31日

絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『いろいろバス』。
アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。

 教えて! 絵本作家さん(44)ほかの人はどう読み聞かせている?

ミーテ会員の皆さんからの相談が多いテーマについて、絵本作家さんのインタビューから抜粋してお答えします。今回のテーマは、「ほかの人はどう読み聞かせている?」。フェルトや布、ビーズなどを使った絵本『ふわふわもこもこ どうぶつたっち』『チクチクさん』などが人気の手芸絵本作家*すまいるママ*さんのインタビューをのぞいてみましょう。

 とにかくいろいろな絵本をたくさん読んであげる

子どもに読み聞かせていてふと、「ほかの人は、どんな読み聞かせをしているのかしら?」と思ったことがある方も多いのでは。絵本作家さんが親としてどのように読み聞かせていたのか、手芸絵本作家の*すまいるママ*さんの例をインタビューからご紹介します。

まず読む絵本について、「最初のうちはこだわって、この絵本は僕が好きじゃないから読まないと決めたりしていた時期もあった」という*すまいるママ*さん。けれど、自分が好きではなくても、子どもが何度も読んでと持ってくる絵本があることから、子どもの心に残る絵本は子ども自身が決めると感じ、「親が一方的にこれは良い絵本、悪い絵本と決めつけないで、とにかく色んな絵本をたくさん読んであげる時間をつくることが大切」と思うようになったそう。

絵本子育て相談室でも、「子どもと絵本の趣味が違う…」や、「虫好きの子、虫苦手なママにおすすめの絵本は?」など、親子でだいぶ絵本のセレクトが違うという方もいらっしゃいましたし、「教えて! 絵本作家さん(3) どんな絵本を選んだらいい?」でも、絵本作家のスギヤマ カナヨさんも様々なジャンルの絵本を読み聞かせているというお話をご紹介しています。もちろんこれが正解!というものはないものの、いろいろな絵本に触れさせている方が多い印象です。

また*すまいるママ*さんは、子どもたちから「パパが絵本を読んでくれるときは、絵本に出てくる動物ごとに声を変えてくれるから楽しい」と言われてから、キャラクターごとに思いっきり声を変えて読んでいるそう。子どもが面白がっているページは、「セリフを変えたり、話の細かいところを変えてもいいと思う」。そうすることで、「読むたびにその子なりの絵本になると思うし、好きな絵本がより好きになると思う」とのこと。きっと楽しい読み聞かせの時間になっていることでしょう!

一方、感情移入して読み聞かせるのが苦手なママ・パパや、淡々と読んでほしい子どももいることでしょう。*すまいるママ*さんは、読み聞かせは「子どもの顔を見ながら、自分も楽しみながら」ともおっしゃっています。いいところはマネしつつ、あわないところは自分なりに変えて…とすることで、それぞれの親子にあった読み聞かせが見つかるはず♪

ふさふさ、もふもふ、ざらざら…などの、様々な素材の手触りが楽しめる絵本。リズミカルなオノマトペも書かれているので、子どもの反応にあわせて読んであげれば、自分たち親子なりの読み聞かせになりますよ。

▼*すまいるママ*さんのインタビューはこちら
「親子で会話がはずむような、わくわくする絵本を出していきたい」

(回答:ミーテ編集部・アッコ)


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