今回は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!
広い海の真ん中にある小さな島には、イグアナが一匹だけ住んでいました。そこに羽を痛めたカモメが空から落ちてきました。イグアナはかいがいしく世話を焼き、カモメの傷は少しずつ治っていきます。そんなある日、カモメが聞きました。
「イグアナさんはひとりぼっちなの?」
孤島のイグアナと渡り鳥のカモメの、出会いと別れを詩情豊かに描いたお話です。
<作者(文)・内田麟太郎さんからのコメント>
淋しさとは、ひとりでいることではなく、ひとを思う心ではないでしょうか。
ひとは淋しさを知ることで、やさしいひとになっていけるのだと思えます。
淋しさを抱きしめながら、ひとはひとに。
<作者(絵)・はしもとみおさんからのコメント>
彫刻に性格を持ってもらうことで、絵本に特別な生命感が出たのではないかと思います。内田さんの美しい文章を読んだ時その場で見えた、イグアナさんとカモメさんを形にしました。
はしもとさんの手がける動物たちはとてもリアルで、息遣いまで感じられるほど!ぜひ一度絵本を手に取ってみてくださいね。
▼内田麟太郎さんのインタビューはこちら
「詩の心でつづる 絵本の言葉」
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