絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
☆スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『いろいろバス』。
☆アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。
<今回のご相談>
1歳4か月の男の子のママです。夜更かししがちなママ・パパのもとに生まれたせいか、うちの子も夜すんなり寝てくれず、その分、朝はのんびり寝ていたり、変な時間に昼寝したりで、なかなか生活リズムが整いません。どうしたら生活リズムを整えられるでしょうか。
赤ちゃんの体内時計は未熟で、昼夜逆転してしまうことはよくあるようです。成長とともに改善されていくこととは思いますが、できれば早めに生活リズムを整えたいものですよね。
絵本の力を借りるなら、朝は目覚めのわらべうたでスタートしてはいかがでしょう。『ととけっこう よがあけた』は、元気なニワトリさんが歌いながら仲間を起こしてまわるロングセラー絵本。最後はぼうやも元気よく起きて、みんなそろって、おひさまにおはよう!
天気のいい日はカーテンを開けて、日の光をたっぷり浴びると、体内時計が調節されるようです。『おひさま あはは』を読めば、心も体も元気になって、気持ちのいい一日を迎えられそうですね。
夜はすんなり眠れるように、間接照明などを利用して部屋を暗めにして、静かに過ごすとよいそうです。絵本も心地よい眠りへと誘うおやすみ前にぴったりの一冊を選びたいですね。
にんじんさん、そらまめさんなど、様々な野菜の子どもたちが次々と眠りにつく『おやすみやさい』や、お笑いタレント平野ノラさんの推し絵本でもある『ねんね』を静かに読んで、睡眠への準備を整えましょう。まだまだ遊ぶ気満々でなかなか寝そうにない子には、『おふとんさんがまってるよ』のように「みんな待ってるよ」とやさしく声をかけたり、ふとんをかけてあげるしかけ絵本『おやすみなさい』で寝かしつけごっこをしてみるのもいいかもしれません。
おやすみ前の絵本は他にもたくさんあるので、以前のご相談「絵本を使って眠りに誘いたい」を参考にしてみてくださいね。
『あかちゃんのいちにち』や『かばくんのいちにち』など、朝起きてから寝るまでの一日の様子をつづった絵本もおすすめです。
赤ちゃんのうちは朝までぐっすり眠れず、何度も夜泣きしてしまう子も多いと思いますが、できるだけ安心して、穏やかに入眠させてあげたいものですよね。『おやすみとおはようのあいだ』は、おやすみ前にぴったりの、気持ちを落ち着けてくれる一冊。一面の花畑、オーロラのカーテン、ふわふわのしろくま雲など、あたたかで穏やかな世界に包まれて、気持ちよく眠ってもらいましょう。
絵本の助けを借りながら、少しずつ生活リズムを整えられるといいですね!
(回答:ミーテ編集部・スージー)
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