絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
☆スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『る』。
☆アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。
<今回のご相談>
4歳3か月の女の子と1歳2か月の男の子のママです。もうすぐ十五夜なので、お月見の絵本を読んであげようと思っています。上の子にはこれまで『おつきさまこんばんは』や『パパ、お月さまとって!』など、昔から人気のお月さまの絵本を読み聞かせしてきたので、今年は新しいお月さまの絵本を読んであげたいのですが、おすすめがあったら教えてください。
私も息子が小さい頃、『おつきさまこんばんは』をよく読み聞かせしていました。何度も読んだので文章もすっかり覚えてしまって、保育園からの帰り道、リアルなお月さまを見ながら暗唱したことも。懐かしい思い出です。
新しいお月さまの絵本、まずは下のお子さんと一緒に楽しめそうな作品からご紹介しましょう。『おつきさまのパンケーキ』で描かれるのは、ふわふわのパンケーキのようなお月さま。とろとろ、とろーりとたれてきたお月さまをフライパンでキャッチして、ジュージュー焼いて、いただきまーす。お月さまってどんな味なんでしょう?
『おだんごダイブ』は、月ではなくお月見だんごのお話ですが、かわいいおだんごたちはまるで小さなお月さまのようで、お月見シーズンに読むのにぴったりです。
月の満ち欠けに興味があるなら、『つきのばんにん』もおすすめです。月の光を見守る番人になったシロクマのエミールが、少しずつ欠けていく月にドキドキハラハラする物語。もちろん最後は、再びまんまるのお月さまが登場するのでご安心ください。
十五夜の「観月祭」を題材にした『つきみのまつり』で、絵本の中のきょうだいと一緒に、山の上の境内で開催されるお祭りを疑似体験してみるのもいいですね。
最後にご紹介する『ふしぎな月』は、どんな場所にも光を投げかける美しい月の輝きを幻想的に描いた一冊。祈りのような言葉は、大人の心にもぐっと響きます。大切な人と、穏やかな気持ちで味わってみてください。
(回答:ミーテ編集部・スージー)
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