絵本や読み聞かせにまつわる皆さんからのご質問に、ミーテ編集部の現役子育てママライターが週替わりでお答えします!
☆スージー(元・子供服メーカー勤務)
乗り物大好き、子鉄くんのママ。思い出の絵本は『がたごとがたごと』と『る』。
☆アッコ(元・情報紙編集部勤務)
外遊び命、元気印の男の子のママ。ファーストブックは『くっついた』と『やさいさん』。
<今回のご相談>
3歳5か月の男の子のママです。前に幼稚園でやったどろんこ遊びがとても楽しかったようで、またやりたいとせがまれているのですが、マンション住まいで庭などないので、自宅ではどろんこ遊びができません。近所の公園の砂場などでできたらいいのですが、よそのお子さんも遊んでいるとちょっと躊躇してしまいます。どろんこ遊びを疑似体験できる絵本はありますか。
どろんこ遊び、させてあげたいと思ってもなかなか気軽にはできませんよね。我が家もマンション住まいなので、公園に大きな水たまりができた時、好きなようにジャブジャブ入らせるくらい…。でも一度、お友だちの家のお庭で好きなようにどろんこ遊びをさせてもらったら、とても喜んでいました。手足どころか体じゅう、顔まで泥まみれになって遊ぶ子どもたちの、輝く笑顔が今も忘れられません。
どろんこ遊び初心者にまずおすすめしたいのは、『どろんこ どろんこ!』や『どろんこ ももんちゃん』。どちらも、どろんこ遊びの楽しさがシンプルに描かれた絵本です。子どものクリエイティビティはこうした経験から培われていくのかもしれないと思わせてくれますよ。
『どろんこおばけになりたいな』は、子どもたちがゾウやおばけと一緒に思いっきりどろんこになって遊ぶ姿をのびのびと描いた絵本。「ずぶり ごろん ごろ ごろ ごろ」と泥にまみれる時の表情は喜びに満ち溢れています。泥だらけになることの気持ちよさや解放感がストレートに伝わってくる一冊です。
最後におすすめするのは、どろんこ遊びを通して子どものあふれんばかりのパワーを感じさせてくれる『おなかのすくさんぽ』。ロングセラー&名作ピックアップでも紹介しています。
この絵本を読んでいると、子どもには本来こういった原始的なパワーが備わっていて、普段の生活ではそれを押さえつけてしまっているのかも…?などと考えてしまうことも。なかなかチャンスがないかもしれませんが、絵本を読むだけではなくて、実際にどろんこ遊びをできる機会が訪れますように!
(回答:ミーテ編集部・スージー)
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