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イチ押し絵本情報

ぼくと猫のサビンカの幸せな一日(新刊絵本のご紹介 Vol.445)

2023年7月3日

今回は、注目＆話題の新刊情報をご紹介していきます！

ぼくと猫のサビンカの幸せな一日

ぼくのサビンカ: 作：ラデック・マリー; 絵・訳：出久根育; (ブロンズ新社)

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ラデック・マリーさんの文、出久根育さんの絵・翻訳による絵本『ぼくのサビンカ』が出版されました。

この子はサビンカ。ぼくの猫。どんな猫か話してあげるね。ぼくが起きたら伸びをするように、サビンカもいっぱい伸びをするんだ。トイレは、砂の入ったサビンカ用のトイレがあるよ。ぼくと同じように、顔も洗うし、朝ごはんも食べるんだ…。

一日中一緒に過ごす姿から、少年と猫がどれだけ仲良しなのかが伝わってきます。大切な猫と過ごす、普通で幸せな一日を描いた、愛らしい絵本です。

＜作者(絵・訳)・出久根育さんからのコメント＞
猫と暮らすのって、日常を一緒に過ごすだけで、どの瞬間も幸せを感じます。おトイレの掃除も楽しいし、花瓶を割られてもどんないたずらをされても愛おしくて仕方ない。そんな気持ちをみなさんと共有できたらいいなと思って描きました。ただそれだけのことだけれど、それは何よりも大切で、とてつもない大きな力になりますね。

チェコ語で出版された際は、猫はただ「猫」と表記されていましたが、日本語訳に合わせて、出久根さんの愛猫と同じ名前「サビンカ」と名付けられたのだそうですよ。