スペシャルインタビュー

井上あずみさんに聞きました! 第3話<全4話>

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今回ご登場いただくのは、『天空の城ラピュタ』『となりのトトロ』など、ジブリ映画の楽曲を数多く歌う歌手の井上あずみさんです。10歳の女の子のママでもある井上さんに、うたや絵本の魅力、子育てで大切にしていることなど、たっぷりと伺いました。4週連続でお届けします。

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井上あずみさん

井上 あずみ(いのうえ あずみ)

石川県金沢市出身。1983年デビュー。「君をのせて」や「さんぽ」「となりのトトロ」など、宮崎駿監督作品の主題歌・イメージソングを数多く歌い、澄み切った歌声と確かな歌唱力で人気を集める。学校教科書掲載曲「ビリーブ」、NHKみんなのうたテーマ曲「ハーモニー」など、ファミリーソングの歌い手として老若男女問わず幅広い世代に支持を受ける。2012年には実娘ゆーゆが歌手デビュー、親子コンサートでも話題に。
井上あずみ&ゆーゆオフィシャルサイト http://www.doremi-net.co/

家でもコンサートでもたくさん読んだ絵本

ヒッコリーの きのみ

▲お母さんが教えてくれたリスと木の実の約束の意味とは…?『ヒッコリーのきのみ』(作:香山 美子、絵:柿本 幸造、ひさかたチャイルド)

ファミリーコンサートの中では絵本の時間を設けていて、ピアノの生演奏に合わせて読み聞かせをしています。一番好きなのが『ヒッコリーのきのみ』。リスの子どもとやさしいお母さんが登場する、とってもかわいらしいお話です。

娘もこの絵本が大好きで、何度も何度も読みました。家でもコンサートでも読んでいたので、文章もすっかり覚えてしまって。娘からはよく「“頭のヒッコリー”読んで」とせがまれました。絵本を開かずに、頭の中で覚えている『ヒッコリーのきのみ』を読み聞かせするんです。

絵本の読み聞かせをたくさんしていたので、娘はおしゃべりの上達が早く、「うん」や「はい」だけではないことばのやりとりがたくさんできたように思います。今は、娘の通う小学校で読み聞かせボランティアをやっているんですが、子ども達がすごく反応してくれて。大きくなってからも絵本の読み聞かせって必要なんだなって思いますね。

うたや絵本が、子ども達に勇気や元気を与えてくれる

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井上あずみさんのインタビューはまだまだ続きます。

実は娘のゆーゆは、3歳で白血病を発症して、半年間入院生活を送ったんです。同じ部屋には、やはり半年くらいは入院しないといけないような重い病気の子達がいたんですけど、どの子もうたや絵本が大好きで… 娘に「歌おうよ」と言われて、病室でみんなと一緒に歌いました。絵本の読み聞かせもたくさんしました。みんな本当に喜んでくれて。

そうか、自分のうたっていうのは、元気な子達だけが聴いてくれてるんじゃないんだな、うたや絵本に勇気や元気をもらってる子達がたくさんいるんだなってことに、改めて気づきました。

今、娘は「元気になるうたを届けたい」という思いで、歌手として活動しています。あの時、ママのうたがみんなを笑顔にするんだってことを目の前で見ていたから、そんな道を選んだのかもしれません。

井上あずみさんのインタビューはまだまだ続きます。

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