イチ押し絵本情報

誰だって最初は子どもだった!(新刊絵本のご紹介 Vol.84)

2016年6月13日

毎週月曜日は、注目&話題の新刊情報をご紹介していきます!

 誰だって最初は子どもだった!

富安陽子さんの文、いとうひろしさんの絵による絵本『もとこども』が出版されました(本体1300円+税、ポプラ社)。

見開き

おじいちゃんもお母さんも、近所のお姉さんや電車の乗客だって、じつは全員「もとこども」! 当然の事実なのですが、初めて気づいた子どもは新鮮な驚きを感じることでしょう。

大人の今と昔が、リズミカルな文章とユーモラスな絵で、テンポよく描かれた一冊。大人の昔に思いをはせると、自分の未来もよりいっそう楽しみに思えてくるはずです。

<作者(文)・富安陽子さんからのコメント>
パパもママも、おじいちゃんもおばあちゃんも、昔はみんな子どもだったなんて!! ……当たり前だけど不思議、不思議だけどすてきなことだと思うのです。今子ども、そして、もと子どもの皆さんに、この本をおくります。

<作者(絵)・いとうひろしさんからのコメント>
人は時間を食べて大きくなります。もとこどもの人たちは、楽しいこどもの時間を食べて大きくなりました。いまこどもの人たちが、これから食べていく愉快な時間の中に、『もとこども』も入れてもらえたらうれしいです。

この絵本を読んだ後は、パパやママ、おじいちゃんやおばあちゃんの子ども時代について話して聞かせてあげるのもいいかもしれませんね。過去や未来にイメージを広げながら楽しみたい絵本です。

▼いとうひろしさんのインタビューはこちら
「自分で見つけよう 絵本の中の楽しみ」


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