イチ押し絵本情報

絵を描きたくなる絵本(季節のイチ押し絵本 Vol.54)

2015年11月3日

毎週火曜日は、季節にぴったりのおすすめ絵本をご紹介します。

 絵を描きたくなる絵本

芸術の秋。アート観賞もいいけれど、子どもと一緒に絵を描いてみるのもよいのでは? 絵を描きたくなっちゃうこと必至の絵本をご紹介。

お絵かきなんて大嫌い! 真っ白な画用紙をにらむワシテに、先生は「なにかしるしをつけてみて」。苦しまぎれに描いたのは、小さな「てん(点)」。翌日教室でワシテが見たのは…。ちょっとした大人の一言で、子どもは才能を開花させることを再認識させられます。

ねこよりもまだ大きいクレヨン。これはぞうのクレヨンなのです。青いクレヨンでビュービュー描くと、カエルが池だと思って飛び込んじゃった! 赤いクレヨンや黄色いクレヨンで描いたら…!? 大型絵本で読むと、迫力倍増ですよ。

イタリアのデザイナー、ムナーリによる木の描き方の本。規則はたったひとつ。「枝は、幹から遠くなるほど、だんだん細くなる」というもの。分かれるたびに細くしていくと、誰でも木が描けるようになります。たくさんの例と、規則以外は「好きなように描いて」という姿勢に、思わず木を描きたくなります。姉妹本に『太陽をかこう』。翻訳は、随筆家として知られる須賀敦子さん。


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