イチ押し絵本情報

40年続く人気シリーズの1作目(ロングセラー&名作ピックアップ Vol.21)

2015年3月19日

毎週木曜日は、ママ世代にとっても懐かしい、世代を超えたロングセラー&名作絵本をご紹介します。

 40年続く人気シリーズの1作目

今回ご紹介する絵本は、なかえよしをさんと上野紀子さんによるロングセラー『ねずみくんのチョッキ』。1974年に出版された、「ねずみくんの絵本」シリーズの1作目です。

お母さんが編んでくれた赤いチョッキを着て、「ぴったり似合うでしょう」とうれしそうなねずみくん。そこへアヒルくんがやってきて、こう言います「ちょっと着せてよ」。

その後もさるくんやアシカくん、ライオンくんなど、次々と動物がやってきて、ねずみくんのチョッキを着ていきます。体の大きな動物に着られて、チョッキはどんどん伸びてしまって…。

びろーんと伸びてひも状になってしまったチョッキにがっかりするねずみくんの後姿は、なんとも切ないのですが、最後のページにはうれしいオチが。「ねずみくんよかったね!」と笑顔になれる、ユーモアあふれるラストです。

ねずみくんのチョッキ

緑の枠の中にタイトルと作者名、そして小さなねずみくんがちょこんと立っているだけのシンプルな表紙は、見覚えのある方も多いはず。文章も絵も削ぎ落とせるものは削ぎ落としてシンプルに描かれています。作者のなかえよしをさんと上野紀子さんのお話によると、ねずみくんの身長は2cm6mmと決まっているとか。

「どのページでも、ねずみくんの身長は変わらない。要するに、顔のアップは出てこないんです。だからこそ、大きいぞうさんとの違いがよくわかるんですね」

<ミーテ会員さんのお声>
私も大好きな『ねずみくんのチョッキ』。今朝は娘がひとりで絵本を開いて読んでました。すごいですよね、何度も何度も読んでいると、字もまだ読めない子なのに、ちゃーんと自分で読めるようになるんですよね。その姿に感動して、私のおひざの上でもう一度ゆっくりじっくり読んで一緒に楽しみました。 (3歳0か月の女の子のママ)

「ねずみくんの絵本」は表紙の色を変えながら続々と出版され、今や累計500万部を超える人気シリーズとなりました。ねずみくんはこれからも世代を超えて愛される、みんなのお友達であり続けることでしょう。

▼なかえよしをさん・上野紀子さんのインタビューはこちら
「シンプルだからこそ細心のこだわりを」


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