ホーム > かばくん、あ・そ・ぼ！　でも出てきたのは！？（新刊絵本のご紹介　Vol.15）

イチ押し絵本情報

かばくん、あ・そ・ぼ！　でも出てきたのは！？（新刊絵本のご紹介　Vol.15）

2015年2月9日

毎週月曜日は、注目＆話題の新刊情報をご紹介していきます！

かばくん、あ・そ・ぼ！　でも出てきたのは！？

キャベツをもって: 作・絵：浦中こういち; (クレヨンハウス)

この絵本の感想を見る

浦中こういちさんの新作絵本『キャベツをもって』が出版されました（本体926円＋税、クレヨンハウス）。

女の子がキャベツを持って、かばくんの所に遊びに行きます。パチパチパチパチ。池や沼の前で合図の拍手をすると、出てきたのはかばくんではなくて…。

繰り返しのフレーズがリズミカルで、きっと子どもはすぐに覚えてしまうはず。「かばくん、あ・そ・ぼ」と言うと、ちょっとだけ顔を出す動物たち。特徴から当てっこ遊びもできる、一冊で何度も楽しい絵本です。

＜作者・浦中こういちさんからのコメント＞
ぼくの住んでいるあたりでは、収穫時期になると、軽トラックでたくさんの春キャベツが出荷されます。この絵本の女の子も、たくさんのキャベツを荷車に積んでかばくんのところへ。途中で出会う動物たち（？）は、田舎暮らしのぼくには身近な存在です！

作者の浦中さんは、「あそび作家」。前作の『バナナをもって』は、浦中さんのワークショップなどで大人気の紙皿シアターから生まれた作品だそう。合わせて楽しんでみては？